最近、散歩がマイブームになりつつあるIAの加藤です。
街を、散歩すると思わぬ発見があって楽しいなと改めて、最近考えるようなりました。
趣味が散歩とか言い出してもおじいちゃんとは言わないでください。
今回は、WEB担当者になるために勉強中だよという方やWEB担当者になったばかりですという方の多くが、UIとUXについて勘違いしている部分を紹介・ご説明したいと思います。
UIとUXを間違えてませんか?
最近、UIやUXといった言葉をサイト改修する際に見かけたりしないでしょうか?
この二つについて、お客さんと話をさせていただいた時に誤解している方、もしくはよくわからないという方が少なからずいましたので改めて二つの違いを紹介しようかなと思いました。
おそらく検索エンジンで調べると、「UI設計」「UX設計」「UI/UX設計」のようなワードについて説明をした記事がたくさん出てくると思います。
違う言葉なのでイコールではない。
間違えてる方の多くは、UI=UXと勘違いされている方が多いようです。
一文字違いですから気持ちはわかります。
ですが、違う言葉なので当然意味も違います、全然違います。
では、それぞれどういう意味なんでしょう?
UI設計とはどういうもの?
UIとは、User Interface(ユーザーインターフェース)の略です。
すごーく簡単に言うとユーザーがサイトを使いやすいかどうかです。
ユーザーが快適に操作することができ、情報を探すことが出来る機能があることが良いUIになります。
実際に設計する場合は、「誰に」、「何をどうしてほしい」、「何を伝える」など色々考えなくてはなりませんが考え方については、別の機会にご紹介します。
UX設計とはどういうもの?
UXとは、User Experience(ユーザーエクスペリエンス)の略です。
エクスペリエンスは経験という意味があります。
ユーザーが、サービスを利用した際に得られる体験の概念です。
ユーザーがサービスを利用した結果、満足し、また使いたいと思ってもらえればひとまずUX設計としては、成功です。
なぜ間違えてしまうのか?
二つの説明を聞いて全然違うと感じた人の方が多いと思います。
では、なぜ間違えている人が多いのでしょうか?
それは、UXを説明するときにUIが出てくるからです。
ユーザーの視点のたって考えてみてください便利な方が満足しやすくないですか?
例えば、外食でに置き換えて考えてみましょう。
・ラーメン屋さん(UIが悪い)
メニューがわかりづらい。
常連しか知らないルールがたくさんある
味は、病みつきになるおいしさ。
・レストラン(UIが良い)
店員が味の好みを聞いて料理の説明やおすすめをしてくれる。
食べ終わった食器をすぐに下げてくれる、飲み物も注いでくれる。
味は、もちろんおいしい
どっちが満足度が高そうでしょうか?
ふつうは、レストランですよね。
まとめ
UXを上げようとすると、必然的にUIへの配慮も必要になってきます。
UXの要素の中に、UIが含まれているイメージです。
そのため、説明の際は合わせて話をされることは多いのです。
そこで混同してしまうかたが多いようですが、二つは、全く意味が違うものなので決してUI=UXではないのです。