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動画コンテンツ。成功の秘訣はストーリーとシナリオにある

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こんにちは、コンサルの横山です。
最近はスマホで動画を見ていることが多くなった気がします。
映画を観るのも、スマホで十分楽しめます。

特にHulu(フールー)のサービスは本当によく出来た動画サービスです。
他にも動画配信サービスはありますが、何と言っても「観る場所を選ばない」のが良いです。
更にはリーズナブルな定額料金で見放題という優れもの。

家に居ても、パソコンやテレビで高画質な動画が見れますし、まとまった時間がなくて「途中までしか見れなかった」という状況でも、続きはスマホで観るという選択が取れたりするんですよね。
例えば、電車やバスなど移動する時間でその続きを見たり、そこでも全部見れなかったらまた家に戻ってから続きを観るといった具合です。

こういった時間や場所に囚われないサービスは、今後も世の中には求められてくると思います。

そのうえで、今回はその動画に関して人を惹きつけるものはどういったものがあるのか、成功の秘訣などを紹介していきたいと思います。

認知度が低い場合のイメージ戦略

日本企業の中でも、海外進出を考えている人たちがいると思います。
ただ、海外進出となるといくら日本で知名度もありブランドとして確立していたとしても通用しないのがほとんどだと思います。

海外にはその国で既に成功を収めている企業があり、彼らのフィールドに足を突っ込もうとしているのですから簡単にはうまくいかないのがほとんどです。

そんな中、日本のビールメーカーであるサッポロビールがうまいやり方で、アプローチをしています。
下記の動画を見てみましょう。

日本人にとっては、サッポロビールと聞いただけ分かるぐらいの知名度なので国内では商品を打ち出せばいいのですが、海外の場合ではそうはいかないので、この動画のように先ずは「サッポロビールは日本のブランド」ということを印象づけさせる作りや構成になっています。

映像自体もCGを巧みに取り入れ、日本のイメージを思い浮かべさせるような人たち(侍、芸者)や国技でもある相撲などを随所に登場させ、1カットでずっと眺めていたいと思わせるような仕上がりとなっています。

こうやって、イメージを刷り込ませることでスーパーやコンビニなどで商品を見つけた際に「あのときのCMで見た商品だ。一回ぐらいは買ってみよう!」と購入につなげるイメージ戦略のようなやり方です。

サッポロビールという国内の知名度もある企業でさえ、自社のブランドを全面に出すよりも「日本」という伝統的で高品質という日本の強みを打ち出す戦略で海外に挑んでいるので、どんな企業であっても自社の強み以外にも活かせるものはあるのではないかと思います。

機能や特徴を視点を変えて伝えてみる

次に紹介するのはフォルクスワーゲンのCMです。

ここでは、車に搭載されている車間距離を制御する機能について紹介されているのですが機能の説明を打ち出すことよりも、「2つのうさぎの人形」を視点に物語が進行するような構成になっています。

こちらも、見てみましょう。

始まってから出てくるのは、車のフロントガラスの中から外を見ているうさぎの人形。
全くフォルクスワーゲンのCMだとは思わせないので、「何のCMだろう?」と興味を惹きつけながら進んでいきます。

少し進むと、前方に走っている車の中からこちらを見ているうさぎの人形が。
見つめ合う2つのうさぎの人形が乗っている車に近づくことで、お互いも近づいていく。

でも、ある距離を超えると何故か引き離されてしまう。
そのうえ雨も降ってきて、お互いの車の窓ガラスには水滴が流れてまるで涙を流すかのような光景。

ここで、「Automatic Distance Control」の文字が出てようやく機能の紹介となりました。
47秒間のCMでしたが、惹きこまれていきながら車の特徴もしっかり伝わります。

ひとつの商品や機能も視点を変えることで伝え方も変えられるということです。
紹介の仕方に悩んでいたら参考になりそうなCM動画ですね。

車のCMは他にもあるので参考までもうひとつ。
今度は、メルセデス・ベンツのCMです。

高級車らしからぬCGを使ったアニメーションで「うさぎとカメ」をテーマにした動画です。
では、見てみましょう。

お調子者のうさぎは、スタートして大きくリード。
途中で他の動物たちがトランプをしていたので、すぐには追いつかないだろうとそのままトランプゲームに参加して遊んでいます。

後方では、のんびりと走っているカメが道を外れてしまい偶然見つけた工場(メルセデス・ベンツの工場です)で新型のベンツを見つけます。

これらなら追いつけると思ったカメは車に乗り込み、うさぎたちが遊んでいるところをベンツで走り抜けようとします。
慌てたうさぎも抜かされまいと必死に走りますが結果はカメの勝ち。

そして、最後にメルセデス・ベンツのロゴが出て終了です。

車のCMではありますが、観ている方はすっかりうさぎとカメの物語に惹きこまれてしまいますね。

伝えたいことを1つに絞る

そして、最後に「伝えたいことは可能な限り絞り込む」ということが大事です。

次のCMはインパクトもありますが、すごくシンプルです。
早速見てみましょう。

これは、ロンドンの週刊新聞である英エコノミスト社のCMです。
先ず、驚きなのはGoogleの会長であるエリック・シュミットが出演している点です。

冒頭、エレベーターに乗ろうとしている若手幹部の社員が登場します。

エレベーターが閉まろうとしたその時、「おはよう」と挨拶しながら乗り込もうとしてもう一人の登場人物が現れます。
そう、この乗ってきた人がGoogleの会長です。

会社の偉い人とエレベーターが一緒ともなると、若手幹部は急な出来事に困惑して居心地の悪い様子。

そこで、テロップにこう書かれます。
「Ready for a nice chat?(楽しく雑談する準備はできていますか?)」

このCMの狙いは、世の中のビジネスパーソンに対して雑談スキルを問い、無いのであればエコノミスト社の記事を読んだほうが良いと促しているのです。

わずか31秒の動画ですが、ターゲットとなるビジネスパーソンにはドキッとする一言ですね。
雑談スキル・・・大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
世界のCMを題材に、見てきましたがどの動画に対しても言えることは伝えたいことがはっきりしており、ストーリーやシナリオがしっかりしているという点です。

動画は単に楽しいものやかっこいいものを作る以前に、「何を伝えたいのか」をしっかり定めていくことが大切なのだと思います。
これから動画コンテンツを作られる方のヒントになったのであれば幸いです。

またの機会に世界の動画を違った角度で紹介していきます。
それでは、今日はこのへんで。

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