こんにちは!IAの中條です!
以前、キャッチコピーはズバリ「人の欲望に訴えかけることが重要」と説明しましたが、私は欲望が全ての事象の根源にあると考えております。
「美味しいものを食べたい」「楽をして金を儲けたい」「有名になりたい」などの欲望が人々の活動源となり、今日の文化の進展、技術発展に繋がっていると思います。
・・・たかが欲望で大袈裟な話をしてしまいましたが、私がお話させていただくのは、Web広告のバナーのキャッチコピーについて考えていきたいと思います。
どうすればユーザーの興味を惹く最適なキャッチコピーを作れるかを考えていきます。
Web広告のバナーは「すぐに理解させること」が重要
バナーは小さい枠の中でどれだけユーザーの興味を惹かせることができるか、クリックさせて続きを読ませられるかが重要になります。
いくらクリック先の文章がきっちりしていても、バナーをクリックしてもらわないと意味が無いのです。
つまり、バナーのキャッチコピーで勝負が決まるケースが多いのです。
いくつか事例をあげながら訴求ポイントを見て行きたいと思います。
「スマホ代がこんなに安くなる?」「医学博士が開発した育毛剤でこんなに早く?」
ユーザーへ問いかけ、手に入れたいなと思う人の心にじわじわと浸透するフレーズです。次を読みたくさせますね。
また、「医学博士」など、いかにも専門的で効果が高そうなキーワードを用いることで興味を惹くことが出来ます。
「○%OFFで○○円!」「今だけ○○ポイント贈呈!」
キャンペーンや商品などはとにかく数字を掲載し、ユーザーにお得感を伝え、クリックを誘導させるのが効果的です。
特に「キャンペーン中の今しか安くなりませんよ」とチャンスは今しかないことを訴求することで、人の「得をしたい!」という心を動かします。
「5年連続No.1」「日本一売れる」
実績や称号でユーザーに興味を惹かせる手法です。
やはり日本人は「他の人を参考にしたい」気持ちが強いので、こういった導入実績は強くユーザーに信頼感を与えられることが出来ます。
例にあげている規模の大きい大手企業だけでなく、ニッチな商材を販売していたり、業界である分野でのシェアを誇る場合にも使用できますので、中小企業でも十分に活用できます。
短い言葉で商材のメリットを理解させ、相手の心を動かす
私がバナーのキャッチコピーで特に重要だと感じたのは、「商材の特性を活かし、ターゲットとなるユーザーが抱えている悩みに対して的確に訴求できる事」だと思います。
いくら金額の安さを大いに伝えるキャッチコピーを作ったとしても、ユーザーが価格の安さを求めていなければせっかくのキャッチコピーが台無しです。
効果の高いキャッチコピーを作るためには、ターゲットを予め想定してキャッチコピーを作る必要があるのです。
また、バナーは限られた枠でユーザーに情報を伝える必要があります。
商品の特性、使うことでのメリット、付加価値をすべて伝えようとするとごちゃごちゃで見栄えの悪いバナーになってしまいます。
訴求ポイントを絞り、ビジュアルとともに端的にユーザーが得る利益を伝え、相手に「もっと知りたい」と思わせるきっかけを作ることができれば、コンバージョンまで繋げることが可能になるでしょう。