昨今顧客を取り入れるためにソーシャルメディア(以下SNS)を使っている企業は多くいますよね。
Web制作の依頼を受ける際にSNSボタンの設置を希望されるクライアントはとても多いんですよ。
あなたの会社ではうまく活用ができていますか?
SNSといえばFacebook、Twitter、LINE、Instagramなどが有名どころとして知られています。
これらは元々個人がそれぞれアカウントを登録し、交流を図ることを目的として作られました。
このコラムを読んでいるあなたも、上記で上げた4つのSNSのいずれかで自身のアカウントを持っているのではないでしょうか?
LINEなんかは、家族間での連絡のやり取りにも使う人がいるようですが、
友人・知人以外の人々とのつながりを求める人も少なくありません。
開放的なネットワークの中で拡散された情報は
良くも悪くも尋常ではないスピードでの広がりを見せます。
では自社のサービスや商品をうまく拡散してもらうために
各企業はどのようなことに気を付けているのでしょうか?
今回はアパレル業界に絞って、
各企業がどのようにSNSで顧客を獲得しているのかを調査したいと思います!
GU:商品価値に重きを置く
SNSで期間限定のクーポン配布や、お友達に紹介すると商品を値引きするといったように
金額面でのメリットを消費者に与える、といった施策はよく見られますよね。
GUではあえてそういった内容を減らし、
コーディネート提案、スタッフのファッションスナップなどのコンテンツを配信することで
商品の価値を消費者に伝えることを重視しているようです。
GUのLINEアカウントを友達登録しているユーザーは2038万人(経済産業省調べ)に上り、自社サイトやアプリなどへの導線を強めることで
ソーシャルの場からの移行を進めています。
ハニーズ:6つのSNSを効果的に使用
ハニーズでは6つのSNSを使用して、SNS戦略を成功させたと言われています。
使用しているSNSは「アメーバブログ」、「Facebook」、「Twitter」、「LINE」、
「instagram」、「Pinterest」です。
それぞれの使い分けは以下の通りです。
忙しい人や長い文章を読むのが手間だと感じるユーザーを取りこぼさないために
Facebookでの投稿を行っているわけですね。
また、Twitterやinstagramではコーディネートの紹介を行っていますが、
ユーザーに売り込まれているという印象を与えないために
あえてテキストを少なめに抑えているようです。
Twitterでは購入者のツイートをリツイートして、リアルな声を届けるということも
しているようですね。
UNIQLO:有名人をうまく起用して質の良さをアピール
FacebookやTwitterでは「○○さんが着用しているこちらの商品は…」といった形で
有名人のコーディネート写真を掲載しており、
「この人と同じ服を着たい」と思わせることでユーザーの購買意欲を刺激しています。
また、商品紹介の写真とともにいかに質が良いかをテキストでアピールしており、
UNIQLOの商品は「安価で良質」である、ということをうまく打ち出しています。
Instagramではオフィシャルアカウントとは別に
「UNIQLO GINZA」のアカウントを持っているようです。
「#uniqloginza」というハッシュタグが付いた写真を取り上げることで、
アカウントのブランディングにも成功しています。
まとめ
いかがでしょうか?
アパレル業界だと、単に商品の写真のみでなく
コーディネート写真を見せていくことで、
実際に自分が着用している姿を想像してもらいやすくなり
購入につながるのかもしれませんね。
SNSは一方通行ではなく双方向でのコミュニケーションが取れるところが特徴です。
その特徴をうまく活かして、効果的に使用していきましょう!