SNSを使ったマーケティングと言うとTwitterやFacebookの利用を思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、最近になって「Instagram」を利用した事例が多くなってきました。
おしゃれな写真が簡単に取れ、手軽に共有できることから、若い女性層を中心としたターゲットへのアプローチができる有効なメディアとして注目されています。
その中でもInstagramを活用したユーザー参加型の「アンバサダー」キャンペーンと言うマーケティングについてご紹介したいと思います。
アンバサダーって?
アンバサダー(Ambassador)とは英語で「大使」のことです。
よく芸能人や有名人が観光大使になっていたりしますよね。
ここで言う「アンバサダー」とは、その企業のことやブランド・製品・商品のファンであったりロイヤリティの高い人のことを指し、こういった人たちはリアルでもWeb上でも口コミを通じて拡散を起こしてくれる可能性の高い人達と考えられています。
この「アンバサダー」たちが企業と消費者との間で、自社やブランド・製品・商品の認知度アップや普及の為に活動していきます。
企業側は、アンバサダーとなる人達に情報提供や活動支援を行い、信頼を得て、さらに企業やブランド・製品・商品のファンになってもらうことが目的となります。
さらにアンバサダーを通じて、顧客を増やしたり、次なるアンバサダーを育成することも可能です。
このような仕組みを「アンバサダーマーケティング」と呼びます。
1.インフルエンサーよりも強力な影響力を与えられる
大量のフォロワーをかかえるユーザーの投稿はリーチ数だけを考えればとても魅力的ですが、一方で一般的なユーザーは、遠い存在のユーザーの投稿よりも、リアルに親しい仲の良い友人の投稿に興味を持つそうです。
この影響力を考えれば、一般的なユーザーにアンバサダーになってもらうことが、その周囲の人たちに影響を与えやすく効果的だと考えられます。
熱弁を語る友人に誘われて、興味を持ったり、何かを初めたりという経験は皆さんもあるのではないでしょうか?
2.検索エンジン対策につながる
まだググってるの?情報過多の社会で生き抜くための検索スキル。
最近の若いユーザーは検索エンジンでは無くTwitter、Instagramを使って「リアル」を検索するようです。
検索して口コミ情報をみて「調べる」「知る」という使い方なので一般ユーザーであるアンバサダーによってポジティブな口コミが投稿されることは、このような流れ中では非常に有効だといえます。
最後に
Instagramは、他のSNSの中でも飛び抜けてエンゲージメント率(ユーザの反応率)が高いと言われています。
また、その洗練されたデザインも相まって、ブランディングやファンの育成の大きな威力を発揮しています。
アンバサダーに似たユーザー層として「インフルエンサー」というユーザー層がいますが、このユーザーたちは大量のフォロワーを持ってリーチ数が多いという特徴があります。
このインフルエンサーのユーザーをマーケティングに活用する事も手ですが、ある程度ブランド・製品・商品の知識を持つロイヤリティの高いユーザーを募集し、キャンペーンに参加してもらうことでリーチ数は少ないかもしれませんが、強い効果を生むと期待されているのがアンバサダーマーケティングです。
このような、一歩先行くマーケティングも行ってみてはいかがでしょうか?
Web制作でお困りの方はWeb制作会社ティファナにご相談ください!
関連するサービス
アンノウンマーケティング
マーケティングオートメーション
Webマーケティング支援
ナーチャリング