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たかがキャラクター。されどキャラクター。~町おこし編~

前回のコラム(たかがキャラクター。されどキャラクター。)では
各企業がキャラクターを使ってどんなビジネスをしているのか?ということを紹介させていただきました。
「テーマパーク」「SNS」「グッズ」の他に、キャラクター達は一体どんな所で展開されているのかというと・・・
そう、「町おこし」です。

キャラクターを使った町おこしなら、やっぱりゆるキャラが真っ先に思い浮かぶでしょうね。
くまモン、ふなっしー、みきゃん、アルクマなど・・・調べると、全都道府県に1体以上は必ずいるようです。

kakuta_201605_1.png

http://www.yurugp.jp/

ちなみにこちらのゆるキャラグランプリの公式サイトで
開催地を募集しているみたいです。地域を盛り上げたい!という全国各地のみなさん、いかがでしょうか。

ゆるキャラはご存じの通り、地域のイベントやご当地グッズ、はたまたバラエティ番組などに引っ張りだこですが、
ゆるキャラ以外のキャラクターは地域にどんな風に影響を与えているのか・・・?
ということで、調べてみました。

キャラクターで町おこし、の先駆けといえば・・・?

そもそもキャラクターを使った町おこしっていつ頃から盛んなのよ?と思ったのでまずはこのテーマから。
調べてみると、このような町おこしが本格的にブームになったのは2007年以降のよう。
きっかけになったのは、4人の女子高生を中心にゆるっとした日常を描く「らき☆すた」というアニメ。
舞台となった埼玉県の鷲宮町には、「舞台が埼玉県の鷲宮町である」ということがファン間で拡散されてから
大勢のらきすたファンの人たちが現地に訪れるようになり、(所謂聖地巡礼ですね)
2007年のアニメ放送開始以降、地域の経済効果はなんと10億円を超えたとかなんとか・・・!
同じく舞台の一つとなった鷲宮神社にも多くの参拝客が訪れ、2010年には過去最高の45万人に達したそうです。

人気アニメの舞台になっただけでこんなに経済効果が・・・!?と思いますよね。
実はらきすたが成功した訳は、単にアニメが人気だから、だけではなくて現地の商工会の人たちが
「アニメを見て訪れてくれる人たちをもてなそう!」という思いをもって接してくれたり、
更に訪れたファンと協力してアニメや地元を盛り上げようとした、という部分が大きいのです。
らきすたの成功例を見て「地元に萌えキャラを!」「あのアニメとコラボしよう!」「グッズを出そう!」という
自治体がたくさん増えましたが、成功した例はあまり多くありません。
この成功例と失敗例の決定的な差が何かと言うと、「現地の人が協力的・ファンたちと関わりを持つ」ことなんです。
もてなされているかそうでないか、やっぱりファンの人たちには伝わるものなんでしょうね。

実際どんなことをしたの?

じゃあ鷲宮の人たちが町おこしとして実際何を行ったのか?というと
グッズの生産、神社でのイベント、地元のお祭りとのコラボ、キャラクターの住民票の発行、
さらにその売り上げで作品の街灯を設置するなど。
見る限りだと突飛な事をしているわけではないのですが、
商工会の人のアイディアも盛り込まれたものも数多くあったみたいで、
イベント自体もファンの人の協力があって無事成功を収めたようです。
他に鷲宮の人たちが行ったことといえば、商店街の飲食店ではファンの人が描いたイラストを飾ったり
仲良くなったファンの人に町の集会所を宿泊用に提供したりと、
町民から現地に訪れたファンへの「おもてなし」がたくさんあったようです。
なるほど、確かにこれはファン側からするとうれしいかも・・・!

こうした「聖地」と「ファン」の温かい交流を経た結果が、経済効果10億円超、というわけでした。

ちなみに、らきすたの放映が終了して数年経った今現在も
鷲宮商工会(現在は合併を経て久喜市となっています)のサイト(http://www.wasimiya.org/)では
キャラクターの誕生日を祝うイベントが毎年企画されていたり、
グッズの販売情報等も掲載されています。

kakuta_201605_2.png

こういった取り組みがファンに愛される証拠なのでしょうね!

結局大事なのは・・・?

こうした町おこしの成功例として記憶に新しいのは、「ガールズ&パンツァー」の大洗町が割と有名です。

こちらも前述のらきすたと同じく一般的なコラボ以外にも、

現地の人が協力的で訪れたファンの人たちとの交流が盛んだったようです。

こういったキャラクターを使った町おこしだけじゃなく、

普段の生活や私たちの仕事にも取り入れられる考え方があるなあと思います。

「儲けたいから」というような自分本位の考えより、

「あなたのことを思って」という相手の気持ちを汲んだ行動のほうがお互い気持ちいいですもんね。

真心、大事です。

ビジネスだから、とドライに接するのではなく、お互い人間ですし

思いやりを持った接し方をするのが成功の秘訣なのかなと思いました。

このあたり、まだまだ未熟なので意識していこうと思います・・・!

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