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SiriとOK Googleはどっちが優秀か、Web制作会社がやってみた。(Siri編)

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体験レポートとは?

ティファナのスタッフが巷で話題になっていることや疑問・質問などを実際に体験してレポートにまとめたものがこの体験レポート。
今回は記念すべき第一回。

※体験レポートという事で、筆者が体験したことをそのままドキュメンタリー形式で掲載していく。

レポートのテーマを決めよう

ロケ前日、企画決定会議を開いた。その時点では、おおまかなテーマは決まっていた。

誰もが一度は気になるであろうiPhoneに搭載されている音声認識AI「Siri」と、Googleの音声認識AI(以下、通称「OK Google」)はどちらが優秀かを決める企画だ。

体験レポート当番4人で集まり、「実際に何をテーマにして勝負をするか」を決める話をした。

「”どこかステキなところに行きたい”とかどうだろう?」

「それ良いですね!」

即座に私は賛同した。既に似たようなテーマを自分も考えていたからだ。
しかし、反対意見もあった。元々この体験レポート企画を考えた人だ。その意見は、もっと小規模でやった方が安全で良いのではないかという事だった。

確かに、”ステキなところ”と言われて、函館の夜景とか地獄谷温泉とか案内されたらそれはそれで困る。企画としてやり直しは許されない本番一回の企画だからだ。

「”神保町で一番美味しいカレー屋”とかどうですか?」
「「微妙。」」

結果、企画発案者の意見が一蹴されてしまった。今思うとけっこう酷かったかもしれない。

当日。

SiriとOK Googleはどっちが優秀?

桜を背景にまずはオープニングを撮影。今回はまずSiriを使って探索する。2チームに分かれてもいいのだが、全員が同じイベントを楽しめるように二回に分けることにした。
さて、何事にもルールは必要。今回は、以下の通りにしてみる。
■場所の選択は全てSiriに任せる
■ある程度自由度の高い質問にする(行動を限定しない)
■Siriの案内には(できる範囲内で)忠実に従う
なんとも行う側に都合の良いルールである。

★挑戦1回目★——————————————————
早速Siriに話しかける。
「ステキなところに行きたい」
Siri『どのすてきなところですか?』
早速Siriが反応してくれた。画面を見てみる。
表示されていたのは近隣の「ステーキ店」の一覧。
なるほど、確かにステーキ店でお腹いっぱい食べるというのはとても魅力的だ。そういう意味ではもうステーキ店に行って終わっても良いかもしれない。

★挑戦2回目★——————————————————
「ステーキ」にならないように言い方に気をつけて、ゆっくり話しかける。
木「すてきなところに行きたい」
S『どのところですか?』
表示された画面は、レンタルビデオショップに不動産、居酒屋など、何を基準に選ばれたのかわからない場所の一覧だった。
うまく伝わっていないようなので、やり直し。

★挑戦3回目★——————————————————
再度チャレンジする。今度は言い方を少し変えてみる。
木「すてきなスポットに行きたい」
S『”素敵なスポット”を含む場所は見つかりませんでした』
・・・なかなかCMのようにうまくはいかない。

★挑戦4回目★——————————————————
メンバーを変えてチャレンジする。
「遊びに行きたい」
S『どこに行きたいですか?』
これはすぐに通じた。4回目にして早くも既に「ステキな場所に行く」というテーマからズレだしているが気にしてはいけない。
Siriが表示したのは児童館、カフェ、タクシー会社など。
またしてもランダムに表示されたのか、と思ったが、よく見てみるとその法則がわかった。
児童館やカフェは「遊び」を意味し、タクシーは「行きたい」という目的を叶えるために表示されていたようだ。
しかし、児童館に行ってもしょうがないし、近場のカフェにタクシーで行っても意味が無い…。

★挑戦5回目★——————————————————
「遊びに行きたい」
S『そうですね、よろしければお食事できるところを探しましょうか』
5回目にして、急に気の利いた対応をしてくれるSiri。
しかし、「遊びに行く」でレジャー施設ではなく、「食事」を勧めてくるとは、倦怠期のカップルのような行動原理だ。(※個人の感想です)
ここで食事に行っても良いが、遊びにいくというお題から微妙に逸れているので、もう少し粘ってみることにした。

★挑戦6回目★——————————————————
開始から15分経過。
「遊びに行きたい」
S『それでは、映画などいかがでしょう。』
おぉ!今度はちゃんと映画館を紹介してくれた。
が、一覧で出てきたのは観たことも聞いたことも無いような作品ばかり。
S『私が好きなのはロボットや年老いたサイレント映画スターが出てくるものです』
映画の一覧を表示させたSiriは、ついでに自分好みのジャンルを教えてくれた。ロボットは良いとして年老いた映画スターとかSiriのセンスが渋すぎる。
問題は、表示された映画の一覧は、今上映している作品なのか、DVDレンタルで人気の作品なのかわからないのでSiriに尋ねることにした。

「上映中の映画が観たい」
S『貞永忠(じょうえいちゅう)が参加している映画はないようです。よろしければ”貞永忠の映画”をインターネットでお調べします』
全然よろしくないよ!貞永忠って誰!?そして、お調べしても出てこない(当たり前だが)。
その場にいた全員が困惑する。
この辺りからお蔵入り企画の気配が出てくる。

★挑戦7回目★——————————————————
再度、「貞永忠」という人の名前に聞こえないように注意して話しかける。
「上映中の映画が観たい」
S『残念ながら日本での映画の上映時間はわかりませんが、予告編についてならお調べできます。』
・・・。
どういうアルゴリズムかはわからないが、日本で上映されている映画情報はSiriの管轄外みたいだ。
これは、データベース自体がアメリカにあるため、日本の細かい情報は管轄外で対応していないことが多いらしい。
そしてなぜ予告編なら紹介できるのかは謎である。YOUTUBEと連動している?

★挑戦8回目★——————————————————
「遊びに行くところを教えてほしい」
S『わかりました、船長…いえ、なんでもありません。』
ここに来て謎のキャラクターが登場。しかもちょっと冗談を言ってみたけど恥ずかしくてすぐ訂正したみたいな雰囲気になっている。
一同、リアクションに困る。。。
そして結局そこで会話は途切れ、何も教えてくれなかった。

★挑戦9回目★——————————————————
30分経過。モチベーションが開始当初の半分くらいになった頃、事件は起きた。
「遊びたい」(←Siriにちゃんと伝わるようにどんどん言葉を限定した結果こうなりました。)
情報を最小限に絞って伝える。すると、
S『まだ勤務中なんですが…わかりました、少しくらい休憩してもいいですよね』
(いや、君全然仕事してないよ!なんか仕事した気になってるけど、ずっと休憩しっぱなしだよ!)
そうツッコミを入れながら、Siriにさらに呟く。

S『そうですねえ…しりとり、じゃんけん、なぞなぞ、早口言葉、俳句、詩、歌、踊り。何をして遊びましょうか』
Siriが色々紹介してくれたので「しりとり」にしてみる。
「しりとりがしたい(踊りって何だ…)」
開始当初に比べて、徐々にSiriとコミュニケーションが取れてきた。人工知能でも何度も話しかければ親密になれるようだ。少しずつコツがわかって、ようやく企画がうまくいきそうな予感がしてきた。
が。

S『しりとり?え、私からSiriを取ったら何も残らないですよ。』
「・・・。」

★挑戦10回目★——————————————————
「どこかに行きたい」
S『そうですね、よろしければ食事できるところを探しましょう』
そして10回目。Siriはそう言うと、渋谷近辺の飲食店を表示させた。どうあっても私たちに食事をさせたいようだ。
ここで、チームの1人がある店に気がついた。
そこは彼がずっと行ってみたかった店で、名前は「ドミニクアンセルベーカリー」というらしい。
Siriの誘導に従って、木村が地図案内を立ち上げた。しかし、現在位置情報をオフにしていたため、ルート案内が表示されない。
慣れない設定画面を開いて3分後、現在位置情報の設定を変えて再度Siriに聞いてみる。
「ドミニクアンセルベーカリーに行きたい」
S『”ドミニクアンセルベーカリー”を含む場所は見つかりませんでした。』
全員「えっ…」

Siriの使い勝手

さてまずは、Siri編をお送りしました。
使ってみてわかったことは、Siriは会話はできるが、ナビゲートはまだまだハードルが高いようです。
日本の地理に関するデータベース自体が充実していないのか、場所についての質問は、何かとWebの検索に誘導されました。
代わりにコミュニケーションという面においては、いきなり相手を「船長」呼びしたり、しりとりで笑いをとったりするなど、いろいろなパターンがあり充実しているなと感じました。
この後、参加メンバーで「ドニミクアンセルベーカーリー」に行きました。GoogleMapで。
では次回、地理に強そうなOKGoogle編をお送りします。

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