前回からの続きで今回もOne to Oneマーケティングについてです。
前回は、DMPとは?について書いています。まだ読んでいない方はこちら(One to Oneマーケティングへの道(1)~DMPとは?~)を先に読んでくださいね。
今回はDMPに続いてDSPについて書いていきたいと思います。
この言葉、最近よく耳にする方も多いのではないでしょうか?
昨年に続き、2016年5月11日~13日に行われた『Web&デジタルマーケティングEXPO【春】』では、CRMやDSPというキーワードで出展している企業がわりと散見されました。
あ、事後報告ですが、ティファナもこのEXPOに参加させていただきました!
今回もたくさんの人にご来場いただき、大盛況でした。
裏話ですが、うちのブースは3日間進化を遂げていたのです。
デザイン制作やコンテンツを作れるという強みを活かして、1日ごとにPDCAをまわすという必殺技を展開!
他社と違ったポイントで来場者が求めているコンテンツをアピールしていった結果、右肩上がりに来場者や商談ブースの数が増えていき、大盛況でした!
ここだけの話ですが、短期間でのPDCAはかなり大変でした。ですが、チームで一致団結して取り組めたのはとても楽しく、充実感に溢れていました。良い経験です。秋に幕張で行われる展示会にも参加が決まっているので、是非お越しください!
流れで告知までしてしまいました・・・。
さて、話を戻しますが、DSPってなんなの?という方に分かりやすく説明していきたいと思います。
このあたりは、なぜか英語なかりなので、よく分からん!という人も多くなってくると思います。
しかし、どうしようもないので覚えましょう!それしかありません!
DSPとは?
DSPとは、Demand Side Platformの頭文字をとった言葉です。 Demand Sideを直訳すると需要側面と言いますが、「何のこっちゃ?」ですよね。
なので、要約しました。DSPとは、「広告主にとっての広告効果を最大にするためのプラットフォーム」どうですか?
なんとなくわかりますかね?
そもそもの話になりますが、広告には、広告主と掲載媒体(メディア)があって成り立ちます。
DSPとは先ほど説明したように広告主側のプラットフォームのことをいいますが、メディア側の広告効果を最大にするためのプラットフォームの事は、SSP Side Platform)といいます。覚えておいてくださいね。
そして、DSPとSSPを通して配信する広告のことをDSP広告といっているのです。
淡々と書いていますが、なかなか難しいですよね。これ。Webに関わっていない人には難しいかも。
なにも知らない私なら (-_-) ←のような顔になってますね。
さらにここから加速しますよ!
DSPの特長「RTB」とは?
広告効果を最大化するためのプラットフォームといわれても、どんな仕組みなの?と疑問に思うはず。
そこで登場するのが、RTBです。(また英語 orz)
RTBとは、リアルタイムで行う入札のことを意味します。
ユーザーがサイト(メディア)に訪れるたびに、そのサイト(メディア)の広告枠へ掲載したいと希望する広告主が入札を行い、最も高い金額で落札した広告が配信される仕組みの事です。
DSP・SSP・RTBの流れ
サイトが表示されるまでのあのわずかな時間の中で、こんなやり取りがされている事にお気づきでしたか?
すごいですよね!
しかも、DSPは1つではないので、複数のDSPから入札が行われ、その勝者同士でさらに入札をするのでより、複雑になっています。
つまり、このようなことが繰り広げられています。
各DSPの違いとは?
さて、ここまででDSPの仕組みはお分かりになってもらえましたか?
DSPの仕組みはなんとなく分かったけど、「どのDSPツールがいいのか分からなくて困っている。」という相談を多くもらいますが、サービス内容によって異なりますので、そこは別途ご相談ください。
それぞれのDSPツールに配信先の特長があるのと前回説明したDMPのデータによっても変わるので各会社に相談するのが言いと思います。
もちろん弊社にご相談いただいても大丈夫です。
DSPに有効なメディアとは?
DSP広告が有効なメディアといえば、共通しているのは、PV,UUが多いサイトです。
広告なので当たり前か・・・。
特にECサイトの場合には、会員情報や購買履歴などの情報を活用する事でより有効な広告媒体になるのでまだ導入していないところはすぐにでも導入をしたほうが良いです。
DMPで蓄積された情報を使ってメルマガ配信やユーザー分析を行い、「個」に向けたマーケティングをしていくことが重要ですね。
そのためにも、既存会員を大事にしてリピートを増やしていく必要がありますね。
終わりに
今回は、かなりボリュームが多くて大変でした。
しかも、真面目な内容なので、前のようにすらすら~と書き進められなかった。
まだまだ修行が足りんばい。
ではでは。
だーたかでした。
Web制作でお困りの方はWeb制作会社ティファナにご相談ください!
関連するサービス

関連コラム
One to Oneマーケティングへの道(1)~DMPとは?~