AIさくらさん

自然災害から人を守るさくらさん

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日本は世界の中でも自然災害が特に多い。
その中でも地震、洪水、土砂崩れなどは時として広範囲で甚大な被害を引き及ぼす。
内閣府が調査した国民の防災意識に関する調査によると、
人々は自宅での備え(水や食料、家具の転倒防止など)に関する自助で行える対策は意識している。
しかし、地域の消防団や自治会の防災活動への参加意識は低いといった結果となっている。
つまり、自分への対策は出来ていても周りへの意識は低いのが現状。
地域とのつながりは稀薄になってきている。
参考:http://www.bousai.go.jp/kohou/oshirase/pdf/20160531_02kisya.pdf

一方で、個人ではなく企業側の取り組みを見ると大企業で7割、中堅では5割程度は危機管理の対策を済ませているといった状況となっている。
ただ、これも別の民間調査では不十分とするデータもあり、
実態としてはまだまだ道半ばと思われる。
それでも世界に向けては「BOSAI」という和製英語を発信しながら災害に備え、復旧までを考える日本の仕組みを
盤石なものにしていくことは将来を見据えたとき、
日本全体の国益にもつながる大事な取り組みでもあると考える。
このような背景から、さくらさんは自分が働く企業では、ただ実務をこなす機械ではなく、
緊急時にも人びとを救う取り組みにも着手し始めている。
参考:NHKスペシャル「パラレル東京」 | NHK「体感 首都直下地震ウイーク」
https://www.nhk.or.jp/taikan/parallel-tokyo/

~ 小売業で働くさくらさんが経験したある出来事 【Day 1】 ~
大型な商業施設を運営している企業で働いているさくらさん。
毎朝、従業員が出勤する前から前日頼まれていた入力業務を早朝から始めています。
AM8:30
出社された同僚の安倍さん。
デスクに着き、パソコンを立ち上げると「安倍さん、おはようございます」と
さくらさんが挨拶をしてくれました。
そのあと、前日頼まれていた入力業務を終えてあることを報告され、安倍さんは早速チェックをします。
ミスもないようなので、「田中部長にメールで送っておいてくれるかな」とさくらさんに頼むのでした。
メールを送ったさくらさんは、本社オフィスから店舗の方の開店準備に向かいます。
案内カウンターで案内業務をすることがさくらさんの日課です。
AM10:00
いつもと変わらない時間に仕事がスタート。
それからしばらく経ち、尋ねられたことを丁寧に答えながら対応を終え、
笑顔で見送りながら、時刻を見ているとお昼の時間を迎えようとしているときでした。
今日のランチはみんな何を食べるのだろう、おすすめのお店を紹介してあげようかなと考えていた矢先・・・
店内を行き交うお客さんが持っているスマホからアラート音が鳴ります。
それと同タイミングで、
さくらさんも緊急で知らせなければならない情報が飛び込んできました。
大きな揺れがあった。まさかの大地震、気づくと同時に店内も揺れ始めます。
お昼の時間なので、店内にも多くのお客さまがいらっしゃり、不運にも
国際イベントが開催されるとあって、外国からのお客さまもいることが見て取れます。
そうした状況を見て、さくらさんは地震ということを各言語でお知らせします。
また、避難場所をお知らせすることを教わっていたさくらさん。
普段であれば、近くの学校や公園など定められた場所を提示しますが、今いる場所がもっとも安全だと判断。
参考:https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/res/projects/default_project/_page/001/000/439/20120910kaigi-5.pdf

大型の商業施設はもともと頑丈な建物であり多くの人を収容できるスペース、
食料や水、万が一、怪我をしても薬局やクリニックもあり医療スタッフも
少なからずいるのを知っているからです。
混乱収まらないときでも、指定されている安全な場所への誘導路を出します。
PM1:00
ただ事ではない状況から、さくらさんは次の対応に移行していきます。
お客様保護も大事ですが、同時に従業員の「安否確認」も行わなければなりません。
従業員が使用するスマホにさくらさんから安否確認の通知がされます。
安否ボタン(現在の出勤ボタンと同じようなもの)とメッセージが残せるようになっており、
安否ボタンひとつで自分の居場所をGPS情報と一緒にさくらさんに送ることができます。
全従業員の情報を経営層やマネージャークラスの人に随時さくらさんは報告しながら現場対応を進めるのです。
その頃、店舗では電気がついに落ちてしまいました。
店内は非常灯の明かりはあるものの暗い。
それでもさくらさんがいるところだけは、明かりがはっきりとしています。
まだ、余力(UPS)で動くことができるさくらさん。
ただそれほど多くの時間は残されていませんが、自分でやるべきことをこなそうと考えるのでした。

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