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健康の基本は睡眠から|AIで良質な睡眠を

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昔の人は、生活の基本(健康の基本)を「食う・寝る・遊ぶ」と言いました。
もう少し噛み砕くと「正しい食生活」「良質な睡眠」「運動と労働+娯楽」でしょうか?

古今東西、いろいろな健康の基準はあるかもしれませんが、「睡眠」は外せない項目に入っています。
1日24時間の1/3を占める眠ることは誰しも否定しないでしょう。日本では一時期(高度経済成長期)に
「24時間働けますか!」のキャッチフレーズが持て囃された時期がありました。

眠らずに働くことが美徳のような時代もありましたが、現在は非科学的で経済損失を逆に発生させてしまう悪しき現象として、
だれも肯定しない世の中になってきました。

けれども、不眠症や眠ってもなかなか疲れがとれないなどの「睡眠トラブル」を抱える人も増えてきました。

そこで健康と睡眠の関係を解き明かし、注目のAIで良質な睡眠をとる方法を考えてみましょう。

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人間に必要な睡眠|眠らないと脳が死ぬ

人体の構造の解明が進んでくると人間の臓器の中で、
どうも脳は他の器官といろいろと違うみたいだと言うことがわかってきました。

その一つとして、脳にはリンパ管がないそうです。リンパ管は血管と同様に体中のすみずみまで行き渡っていて、
細胞の間に排出される老廃物を集めてきます。細胞の代謝のためには老廃物が排出されますが、
それを回収するリンパ管が脳にはないのです。

睡眠によって、脳細胞が少し縮んで細胞の間に隙間ができます。その間を髄液が流れて老廃物を排出させるそうです。
ですから、睡眠をとらないと老廃物が溜まってしまって脳が死んでしまうわけです。

短時間でも睡眠をとるとスッキリして頭の回転が良くなるのには、生理学的な根拠があったのですね。

記憶のメカニズムにも睡眠は関係していることが解明されてきました。

睡眠をとっていても脳は活動を続けています。その活動の仕方が起きている時とは違う働き方をしているそうです。

それは、ちょうど起きているときは昼間の図書館のように活発に
本の貸し出しや返却を受け付けて(新しい刺激や学習で新たな情報を得る)、閉館後にその本を整理して書架に戻し、
メンテナンスをするのと同じように、記憶を整理し知識を体系化しているそうです。

ですから、この整理整頓を怠ると記憶の定着がうまく進まずに学習効果もあがらないと言うわけです。

睡眠には個人差がある|AIがそのタイミングを探る

人間は双子といえども、生物学的にまったく一緒ではありません。ましてや他人であればその差はもっと開きます。
ですから睡眠も一緒ではありません。

このような個別的な条件設定は機械的には把握できず、タイマーなどの単純なものでは管理できない厄介なところがあります。

睡眠は技術です。そこで、個々人のパターンやその日その日の体温や血圧、
脈拍などによって最適な入眠のタイミングや起床のタイミングを提供すると良質な睡眠につながります。
スポーツの技術と共通したところがります。

このタイミングを、AIを活用したアプリケーションにしたものが既にいくつもリリースされています。
マットレスにセンサーを付けたものやウェラブル・デバイスを身につけるようなものまで、
いろいろな種類はありますが原理は共通です。

AIが優れている点はパーソナルデータをもとに生活習慣から予測をおこない、
入眠のアドバイスやコメントも提供することです。
既に実証実験では10,000人を超えるユーザーが利用しているものまであります。
(「睡眠改善プログラム」早稲田大学人間科学学術院 岡島義 助教、他)

AIで良質な睡眠を|経済損失を生む不眠

睡眠は質が問題です。眠りはじめの3時間で良質な睡眠を獲得することが必要と言われています。

寝不足や不眠症は健康に良くないだけではなく、日本経済にとってもダメなことが試算でわかってきました。
少し前ですが2006年に日本大学医学部の内山真教授が発表した試算で、
不眠症や睡眠不足によって生じる経済損失は国内だけでも3兆5,000億円、医療費を含めると5兆円規模と見積られています。

そして、5人に1人が不眠症というアメリカで実施された調査によると、
不眠症により発生した損失はさらに大きく年間約11兆円以上とも言われています。
その内訳は、業務成績の低下、医療サービス使用率の増加、交通事故リスクの増加などです。
AIで良質な睡眠を得られるだけで、経済が上向きになるのであれば、正に「果報は寝て待て」です。
「寝る子は育つ」のは子どもだけでなく、経済も育ちます。

「働き方改革」の一環の中で、一部企業では「お昼寝タイム」や「シエスタ」を取り入れるところも出始めました。
南ヨーロッパの伝統文化である午後の休息「シエスタ」にも学び、休むことの大切さを教えてくれるスペインに、
日本もようやく追いついてきたのでしょう。

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まとめ

どなたでも良く眠れた時は気分がいいですね。それは、体調管理やメンタルヘルスのうえからも大切なことです。
とかく忙しい現代のビジネスパーソンには、良質な睡眠が欠かせません。

タップリの時間が取れればそれに越したことはないのですが、「寝だめ」「食いだめ」は出来ません。
それであれば睡眠の質を上げて、良質な眠りを手に入れたいものです。AIの活用は健康の基本である睡眠をサポートします。
身近にあるスマートフォンで使えるアプリもある時代です。

もう一度、自分自信の睡眠を「ねながら」考えてみても良いと思います。

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