こんにちは、自社発信でメルマガができないかと、色々調べまわっている尾崎です。
低コストで集客ができるメルマガはほとんどの企業が活用していますが、ただ闇雲に送るだけでは意味がありません。
どれだけの人が読んだのか、いつ、どの部分をどんな人が読んだのか、ユーザーの特性を理解し、ターゲティングする事で、メルマガは初めて効果が出るのです。
今回は、そんなメルマガでよく重要とされている「開封率」について書いてみたいと思います。
メルマガで最初にぶつかる「開封率改善」
「開封率」とは、読んで字の如くどれだけの人がメルマガを開封したのか、という割合です。
どれだけ質が良くて、面白いメルマガを作っても、それを開いて読んで貰えないと意味はありません。
メルマガ担当者が最初にぶつかる問題がこの開封率の改善です。
開封率を上げるには?
開封率を上げるには大きく分けて以下の2つが有効とされています。
・件名を魅力的なものにする
例)「今日だけのお得情報」「締め切り間近!今だけ無料」「あなただけに送るオススメ情報」など
・配信時間を工夫する
例)サラリーマン向けなら、朝と夕方の通勤時間に配信。専業主婦なら家事が落ち着く午後2時ぐらい。
メルマガを誰に送るか、読む人は何を魅力的に感じるか、読み手のそういう視点で考えることがポイントです。
開封率の仕組み
そもそも開封率はどうやって割り出しているのか、その仕組みの説明がまだでしたね。
開封率はPC・スマートフォンのHTMLメールを使った時、割り出すことができます。
HTMLのメルマガでは、ユーザーがメールを開く=画像を読み込むことになります。画像を読み込むという事は即ち画像をサーバーに問い合わせている事になります。
このサーバーへのアクセス数を「開封数」とし、実際に配信した総数との割合が「開封率」です。
ただ、最近のメールソフトはデフォルトで画像の読み込みがOFFになっている場合があるので、画像を読み込まずにメールを開いている人が出てきます。これは、サーバーへのアクセスが発生しないため、開封数としてカウントすることができません。実際に開封数を集めた時は、この点も考慮して、余分に見積もっておいた方がいいでしょう。
メルマガで次にぶつかる「到達率」
開封率がわかったら次は到達率です。
これは先に仕組みを話すと、ユーザーのメールボックスに届いているメールの割合です。つまり、送信先の多くが受信拒否設定をされている場合は、この到達率が下がることになります。
この到達率を下げないこともメルマガ戦略にとっては重要です。
到達率を下げないためには?
到達率を下げないためには、どうすればいいでしょうか。
例えば、毎日勧誘系のメールが送られてくると、あなたは真っ先に受信拒否設定をしますよね?読む気もしないし、毎日来るのは鬱陶しいものです。
・しつこいメールは受信拒否される。
人にも寄りますが、毎日または2日に1回送られてくるメールは、人にとっては受信拒否設定の対象になりやすいです。そういう場合は、配信する頻度を下げてみるのも大事です。たくさん送ると逆効果になりやすい、ということですね。
・言葉次第では、一発でスパムメール扱い
世の中には色々なメルマガがあります。そのため、メールソフトには「迷惑メールフィルター」なるものが搭載されています。これは特定のキーワードが含まれているメールを自動的に振り分ける便利な機能です。特にスパムメールによく使われている「○○無料」「即日○○」「○○するだけ」のようなキーワードが含まれていると、メルマガを配信してもユーザーの受信箱には届かず、そのまま迷惑メールとして勝手に処理されてします。実は、この「迷惑メールフィルター」にひっかかっているかどうかは、解析が難しいとされていて、実際に届いているのに迷惑メールになって見られていないメールが多く存在するようです。
大事なのはファンをつくること
上述した「到達率」はなかなか改善することが難しく、そこに時間とお金をかけるより、新規会員獲得や、開封率の改善に力を入れるのが今の一般的な対応策のようです。
言わずもがな、ホームページや広告とは違い、メルマガは直接個人に届く、One to Oneのマーケティング手法です。何百、何千、何万の全世界にいる会員に向けて一斉に自社の魅力や製品・サービスをプロモーションできるのですから、コストや手間を惜しんでも取り組む価値は高いです。
もちろん、その分競合しているメールも多く、いかに自社のメールを読んでもらうかが鍵になるわけですね。
「大事なのはファンをつくること」
メルマガも新聞と一緒で、毎日読んでもらえるような価値を提供し、それを自社の商品やサービスに繋げることで、継続して利用してもらえる優良顧客を獲得できます。
大事なのは分析とターゲティングですが、この辺りのお話は次回のコラムでご紹介しましょう。
以上、未来のティファナメルマガ担当の尾崎でしたー。
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