昨年10月、幕張で行われましたWeb&マーケティングEXPO【秋】に、ティファナ・ドットコムが出展いたしました。夏にも出展させていただきましたが、さらに展示スペースを拡大して出展することができました。
そこで、周りの企業も気になりまして、話を聞きながら歩き回りました。
私が注目したものは、「アプリケーション」です。
今の世の中、ほとんどの人がスマホを持つようになりました。さらに、スマホが普及すればするほど、多くのスマホアプリが開発され、増えています。出展していた企業には、アプリを使ったおもしろい技術をたくさん見ることができました。
スマホを使って遠隔操作で楽しめるアプリや、テレビ番組の情報やECサイト用といったユーザの役に立つアプリ、そしてホームページをアプリ化している企業がありました。
今回は、ホームページとスマホアプリをテーマにしていろいろ書いていこうと思います。
スマホアプリの魅力
Googleが4月頃にスマートフォン対応していないサイトは、表示結果の順位を下げてしまうと掲げてから、レスポンシブ化であったり一部のページのみスマートフォン化することが多くなっています。その中で、サイトをアプリ化しようとする人もいます。それはなぜでしょうか。そこには、アプリ化をした時にいくつかのメリットがあるからです。
画面上にアイコンがある安心感
スマホアプリなら、アイコンが画面上にあるだけで気軽に開くことができます。ブラウザから開いたとなると、検索する必要があります。また、お気に入りに入れてある場合は、タップしてページを開かなくてはなりません。しかし、ブラウザをわざわざ立ち上げずにアプリにしておけば、気軽に起動することができます。
スマホ特有のプッシュ通知やバッジ表示(iPhone)によるお知らせ
アプリを開いたときに、「プッシュ通知をしますか?」と聞かれる場合があるかと思います。通知ありにするとアプリの情報が随時送られます。例えばECスマホアプリの場合、セールのお知らせをプッシュ通知によってユーザにお知らせができ、購入につなげることができます。
また、iPhoneであるとアプリアイコンの右上に、お知らせ通知数を表すバッジ表示ができます。バッジ表示されているとユーザはどうしてもアプリを開いてしまう傾向があるみたいです。私もとても気になります。
他アプリとの連携
アプリ同士の連携で利便性はとても向上していると思います。画像を載せたい場合は、カメラを起動したり端末に保存されている画像を選択したりすることができます。また、SNSとの連携もできます。連携することで、簡単にSNSに投稿して他ユーザに共有することができます。
しかし、デメリットもいくつかあります。
アプリ審査に時間がかかる
App StoreやGoogle Playにアプリを登録するには審査が必要になります。一時期不正アプリが登録され悪用された実態があるため、厳しく審査されるみたいです。制作したら終わりではなく、リリースまでがアプリ制作です。登録されるには遅くても2,3週間必要になります。
バージョンアップに合わせたアプリ制作
iOSやAndroidにはバージョンがあります。ブラウザにも関わることですが、バージョンに合った制作が必要になります。バージョンに合っていない場合、レイアウトの崩れやバグが起こりかねません。そのため、ブラウザよりもアプリの方がネックだと言われています。各バージョンに合わせたアプリ制作を意識することが大事です。
まとめ
スマートフォン対応したホームページ制作も大切ですが、アプリを使うことでユーザの利便性向上に役立てることができます。
私は、入社する前はアプリを作成することにとても興味があり、作ったこともあります。これからホームページ制作するときに、アプリのご提案もできるような知識をつけていけたいと思います。