最近よく耳にする、クロスチャネル・キャンペーン・マネジメント(以下CCCM)。
今回は、マーケティングオートメーションの一種のCCMについて、書きたいと思います。
マーケティングオートメーションとは、あらかじめ顧客セグメント毎にコミュニケーションシナリオを設計し、そのシナリオ通りに自動でコミュニケーションがとられるシステムのことです。
CCMの場合は、「クロスチャネル」とあるように、複数のチャネルを横断してコミュニケーションをとります。
なぜ注目されているのか?
簡単に言うと、One-to-Oneコミュニケーションの必要性が高まっているからです。
現在、ユーザーが接するチャネルはオンライン/オフライン問わずあり、多様化しています。
一人一人のユーザーに”最適なタイミング”でアプローチしないと、企業のメッセージを見てもらえないのです。
また、それを実現するオンライン上のチャネルが増えてきたことも、注目されるようになった要因の一つです。
特に大きな期待をもてるチャネルが、スマホアプリのプッシュ通知、LINEです。
活用できるデータと、チャネルの種類は以下の通りです。
◆データ
・顧客情報
・購買履歴
・Webアクセスログ
・位置情報
・広告配信データ
・Eメールレスポンスデータ
◆チャネル
・Eメール
・Webサイト
・広告
・ソーシャルメディア
・DM
・スマホアプリ(プッシュ通知)
等々があります。
具体的には、どんなことができるの?
ここまで概要を説明したので、具体的な例をご紹介します。
「店舗に訪れた人」の顧客セグメントに対して、
「位置情報」「購買履歴」のデータを活用し、「スマホアプリのプッシュ通知」と「店舗の端末」を利用した例です。
例)買い物中に、プッシュ通知でお得情報をお知らせ!
ネットでも販売を行っているアパレルショップ。
実際の店舗で買い物をしていると、「○○店で本日限定!10,000円以上お買い物をすると、ポイント10倍!」といったプッシュ通知が届く。
買い物中、カゴに入れた金額が10,000円以上かどうか分からなくなったが、とりあえずレジへ。
すると、店員さんから「○○様は、本日10,000円以上お買い上げいただくと、ポイント10倍です。あと、1,450円で対象です。
先日お買い上げいただいた、ワンピースによく合うネックレスが1,500円でありますが、御覧になりますか?」と、
ネットで購入した商品と合うネックレスを薦められ、購入。
最後に
顧客ごとにコミュニケーションが必要ということは、ホームページ上でも複数のパターン(コンテンツ)が必要になることが多くあります。
我々制作会社も、ホームページ制作だけでなく、場合によってはWeb周りだけではなく、目的が実現できるよう施策を一緒に考えていきます。
うまく活用できれば、効率的に売上げをアップさせることができるCCM。
そこに至るまでのPDCAが非常に大事ですので、コツコツやっていきましょう。
ホームページ制作でお困りの方はホームページ制作会社ティファナにご相談ください!
関連するサービス
アクセスログ解析
O2O/オムニチャネル
Webマーケティング支援
ビッグデータ活用支援
関連コラム
マーケティングオートメーションのススメ
聞いた事ある?マーケティングオートメーション
効率的!マーケティングオートメーションって?