Web関連

CMS構築としての静的サイトジェネレータの活用について

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Webサイト制作や運用を行っているとセキュリティやサーバー負荷を考えなければならない時があります。
例えばプログラムが幾重にも走るシステムや何百ページもある大規模なサイトだとその対策や運用コストに頭を悩まされるものです。
そんな時に、「静的サイトジェネレータ」が新たな手法として注目されています。

静的サイトジェネレータとは?

特に新しい技術というわけでは無いのですが、ここ数年で主にプログラマの間で人気が出てきているのが「静的サイトジェネレータ」です。

CMSがWebサイトを生成する方法として大きく分けると「動的」「静的」の2つの方法があり「動的」と言うのは、ユーザーがアクセスしてきた時にリアルタイムにHTMLを生成してWebサイトを表示させる方法で、「静的」と言うのは、あらかじめWebサイトを生成しておき、ユーザーがアクセスしてきた時に用意していたページをそのまま表示させる方法です。

ここでいう「静的」と言うのは、手作りでHTMLを書いてWebサイトを作るのではなく、あらかじめWebサイトをプログラム的に生成するという手法になります。データベースやファイルなどの「データ」と、構成・デザインを定義した「テンプレート」をプログラム的に組み合わせ生成する仕組み・ツールを「静的サイトジェネレータ」と呼びます。

「動的」と「静的」、どちらもプログラム的にWebサイトを生成しているという部分では同じなのですが、なぜ静的にWebサイトを生成する「静的サイトジェネレータ」の人気が出てきたのでしょうか?

静的サイトは運用が楽!

PHPやPerl、Rubyなどのプログラムが一切動かない静的Webサイトは、サーバーサイドのプログラムが動かないようなサーバーでも運用することができます。

メリットは以下の通りです。

・サーバー選定をする時に、ほとんど制約を受けず運用コストを抑えられる
・Web上に管理画面を設置しないのでセキュリティ的に安全
・基本的にHTML/CSS/JSなどのテキスト形式のファイルなのでバックアップやバージョン管理が簡単

どうやって利用するのか?

既に海外では主流になりつつあり、色々なツールが登場しています。

有名なところだと以下の4つのツールだと思います。
・Jekyll(http://jekyllrb.com/
・Octopress(http://octopress.org/
・Sculpin(https://sculpin.io/)
・Phest(http://c-note.chatwork.com/post/68781816704/phest-php-easy-static-site-generator

参考:静的サイトジェネレータ(Static Site Generator)まとめ

まとめ

ツールを見ていただければ大体お分かりになると思うのですが、「静的サイトジェネレータ」は、まだまだ、開発者向けのシロモノだと言えます。

ただ、今でさえ動的Webサイトでは情報をキャッシュに溜めたり、負荷分散のために複数台のサーバーを利用したり様々な仕組みを取り入れ工夫しているので、一番シンプルな静的Webサイトの生成という手法は重要になってくるのでは無いでしょうか。

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