今回のテーマは、 「One to Oneマーケティング」。今後も継続的に記事を書いていきたいとひっそりと考えているため、タイトルに(1)と記載。
はたしてどこまでできることやら・・・。
「One to OneといえばDMPでしょう!」ということで、初回は「DMPとはなんぞや?」というところからスタートしていきます。
これからWebマーケティングを勉強していこうという勉強熱心で素敵な方に向けた優しいコラムにしていこうと思います。
DMPとは?
DMPとは、Data Management Platformの頭文字をとった言葉です。要約すると、データをマネイジメントするプラットフォームです。
これは、インターネット上にある様々な情報や実店舗などの情報、自社サイトのログデータなどの情報(これらはいわゆるビッグデータと呼びます。)を一元管理し、分析することでマーケティングに最適化していくためのプラットフォームの事です。
つまり、たくさんのごちゃごちゃした情報を整理整頓(最適化)するための基盤という事です。
DMPには2種類あります。
「オープンDMP」と「プライベートDMP」です。
さーあ、横文字が多くなっていますががんばってついてきてくださいね!
まずはオープンDMPから説明していきますよ!
オープンDMPとは?
オープンDMPとは・・・
いろいろなWebサイトを巡回し、どういう人がどのようなサイトを見ているか、などのデータをかき集めて管理するプラットフォームのことです。例えば、「○○の商品が欲しい」ユーザーに対して、「○○」の広告を配信する事ができるということです。
えっ?、そんなことが分かっちゃうの?と思うかもしれないですが、分かっちゃうんですね。
プライベートDMPとは?
一方、プライベートDMPとは、先ほどのオープンDMPの領域に加えて、企業が独自で持っているマーケティングデータ(例えば、ユーザーの購買情報や会員情報、キャンペーンなどのプロモーションの結果等)を集めて、独自データとして活用できるプラットフォームのことです。これは、広告配信に活かす事はもちろん企業のマーケティングにも活用できるので有効な手段では在りますが、独自でこのようなプラットフォームを構築するには費用がかかるので、導入するにはハードルは高いです。
活用方法について
さあ、ここからが本題!
DMPの基本を理解したところで、重要なのは活用方法ですよね。
活用方法は、
・広告配信
DMPの活用方法で最も主流になるのが広告です。
DMPでセグメント分けを行いユーザーの興味関心ごとに適した広告を配信する事で、
今まで無差別に配信していた広告がより効果の高いものになります。
・CRM・メールマーケティング
DMPは最近話題のCRMとも連動します。
メルマガを例にすると、広告配信と同様でユーザーのセグメント分けを行い、配信先を選定します。
そのときに、メールの内容もユーザーごとに最適化することで、より効果の高いメルマガを配信することができます。
・解析/・LPO
プライベートDMPの場合、膨大なユーザー情報を分析・解析することで、
効果の高いプロモーション手法はもちろんのこと、ユーザーの興味・関心が高いコンテンツを割り出し商品開発に活かす事もできます。
今までのマーケティングは不特定多数に対して同一のプロモーションを行っていたため、なかなか成果に繋がりにくいものでした。
個に特化したプロモーションで、効果の高いマーケティングができるDMPは、今後ますます活用されていくと思います。
今回はここまで!
ではでは!