2015年は”WEB接客”サービス元年と呼ばれていますが、WEB接客というキーワード、最近少しずつ目にするようになりましたね。
WEB接客・・と聞いて、何を思い浮かべましたか?
「接客」と言えば、例えばアパレルブランドの実店舗に訪れたとき、こちらの様子を伺いながらあれやこれやと商品を薦めてくる店員さんのイメージがありますよね。試着が合わなかったとき、即座にサイズ違いを持ってきてくれる・・・みたいな。
しかし、WEBでそんなこと出来るのでしょうか。
今までWEBというチャネルでは、「接客」という概念はありませんでした。分析・解析できるデータもマクロなものであり、どうしても実店舗ほどのパーソナルなサービスは提供できないものとされていました。
しかし!最近、WEB接客というサービスを開発・提供している会社が増え始め、少しずつベータ版で取り入れる企業が増え始めているようです。
WEB接客の具体的な内容は、下記のコラムをご覧ください。
http://www.tifana.com/column/20150818_ishizuka_1438.html
これから台頭してくるであろうWEB接客という概念を取り入れたら成功しそうな業界を、独断と偏見で考えてみました。
ECサイト
言わずもがな、「お客様が商品を買うための接客」として一番成果が上げやすいと思われるのは、ECサイトです。
既に導入している企業も複数社あるようです。
ユーザーが購入を迷っているタイミングでのクーポン配布、カスタマーサポートとの1対1のチャットツールでの質疑応答など、役立つサービスが沢山あります。
ホテル予約サイト
ビジネス、旅行、ファミリー層、カップル・・と、ユーザータイプが幅広く、対応するプランも多岐に渡るのがホテルの予約。
例えば、ユーザー属性ごとにグルーピングを行っておすすめ宿泊プランを薦めるのも良いかもしれません。
ローコスト重視派のファミリーにはお得なプラン、カップルでの利用をしているユーザーは夜景の見える部屋、ビジネス利用のヘビーユーザーには同じ部屋でも安くなるプラン・・など。
不明点や空室確認をチャットで気軽に質問できると、ユーザーとしては便利そうですね。
人材派遣、マッチングサイト
会員登録したはいいものの、自らアクションを起こさない休眠ユーザーが多いと言われる人材派遣マッチングサイト。
自分の希望する求人が無い、どんな職務が自分に合うのかがわからない・・といった事が理由のようです。
ここでWEB接客を取り入れ、よりパーソナルなユーザータイプに基づいた求人情報の提供、おすすめができると良いのでは?と思いました。
また、チャットツールを活用し、来社しなくても派遣コンサルタントと密にコミュニケーションが取れるようになると、ユーザーとして便利ですね。
最後に
今回は私の勝手な独断と偏見で選定させていただきました・・が、
まだまだ黎明のWEB接客サービス、これからどんな業界で活かされていくのか、楽しみにしながら見ていこうと思います!