超有名SNSのFacebook。
ページを開設する企業側のメリットも、多くの人がご存知かと思います。
無料で作れる、拡散性が高い、ページを作ってファンと交流して、エンゲージメント(愛着心)が高められる・・等々ですね。
今回ご紹介したいのは、Facebookの広告。
こちらは、自社のファン以外にアプローチすることができます。
しかもこの広告、実はとっても効果的なのです。
どんな特徴があるのか、見て行きましょう。
実名制だから、ターゲティングの精度が高い
Facebookの最大とも言える特徴は、実名制であること。
これによって、精度の高いターゲティングが可能になっています。
利用者は、個人の基本情報から、趣味関心まで幅広い様々な情報を登録しています。
企業側は、出身校や、生年月日、好きな音楽、映画、交際ステータス、さらには使用するデバイスまで、とても細かいセグメントに絞って広告を配信することができるのです。
例えば、自社の商品を買う人が「女性」「30~40代」「既婚」「東京住まい」というデータを持っている場合、
そのセグメントに絞って広告を配信することができます。
化粧品会社の新卒向け採用募集であれば、「○○大学」「神奈川住まい」「20代」「化粧品に関心がある」など。
もちろん、リスティング広告やディスプレイ広告でも、セグメントに絞った配信はできますが、
実は正確性に欠けるのです。
利用者自身が実際に登録されている実名で登録しているからこそ、精度の高いセグメントが可能なのです。
成功例をちょっとご紹介
Facebook公式サイトで、たくさんの成功事例を紹介していますので、そこから少しご紹介します。
フリーマーケットアプリ「メルカリ」
既存顧客のデータを自社で収集していなかった同社は、ターゲティングの精度を高めるため、
自社顧客に似たプロフィールのユーザーに広告を配信。(類似オーディエンス機能を活用)
これによって、顧客獲得数60%増を実現しました。
オンライン・フォトブック作成サービス「TOLOT」
なんと、100以上のパターンで広告を設定し、効果の高いターゲットを見極めながらキャンペーンを展開。
その他、テレビでの紹介と連動した広告展開等を行うことによって、サービスの新規会員数を3倍、売上を2倍にアップに成功しました。
最後に
Facebook広告は、細かにセグメントを設定して広告が配信することができますが、
そのセグメントを決めるのは当然、企業側です。
うまく活用するには、ターゲットを明確にしないと、効果的なセグメントにアプローチすることはできません。
自社サイトや店舗などから得た顧客情報など、持っているデータをきちんと分析しておくことが重要です。