O2Oという言葉をよく耳にしますが、ここまで広まったのには
スマートフォンとソーシャルメディアの利用が影響しています。
O2Oとは
Online to Offlineの略でインターネットでの情報や活動が実店舗での購買行動に影響することをいいます。
購買だけでなく販売促進やマーケティングの手法としても使われています。
O2Oが広まった理由
冒頭でもあげましたが、O2Oが広まったのはスマートフォンとソーシャルメディアが影響しています。
スマートフォンが普及し、ユーザーがパケット料金の定額制を選択するようになりました。
街中でもWi-Fiスポットが増えて、どこでもインターネットに繋げられる環境設備が整い、
調べたいことをその場で調べられるようになりました。
TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアの利用が増え
ユーザーが情報を広めることができるようになりました。
O2Oのメリット
スマートフォンやFacebookなどのソーシャルメディアを活用することで
宣伝効果アップと売上アップに繋がります。
例えばFacebookでから店舗の会員登録をしてクーポンを入手します。
クーポンを利用することで、直接ユーザーに聞く必要なく
流入ルートの情報を得ることができます。
すぐに売上に繋がらなくても、ユーザーが興味を持ちそうな広告の
ダイレクトメール配信をすることで見込み顧客として育てることも可能です。
また、利用したユーザーが好感触の感想をTwitterやFacebookで広める事で
ユーザーの友人・知人だけでなく偶然目に触れた他のユーザーも
そのお店に興味を持ち、次の顧客へと可能性を繋げられます。
O2Oの活用事例
イベントや展示会で、来場者にスマートフォンサイトから会員登録をしてもらい、
登録したお店のブースでスマートフォンを見せると、イベント限定のグッズをもらえるようにしている企業があります。
また、グッズ購入者に限定のURLを渡し、展示会終了後にアクセスすると先行情報が手に入る、といった仕組みもあるそうです。
O2Oの問題点
実店舗に来店するユーザーが増えても、実店舗では商品を購入せずに
オンライン店舗で購入することが懸念されます。
O2Oを導入する際に実店舗とオンライン店舗で売上を
奪い合わないようにする仕組みを考える必要があります。
終わりに
消費者であるユーザーはインターネットを駆使して情報を集めて、
商品やサービスを賢く見極めるようになりました。
企業はO2Oを積極的に取り入れて売上と顧客集客の向上を目指しましょう。