突然ですが皆さん、クライミングというスポーツをご存知ですか?
”人工的に取り付けたボルトやハシゴなど、道具を使って登る「エイドクライミング」。
そして道具は使わず体ひとつで登ってしまう「フリークライミング」などがあり、ボルダリングは道具を使わず登る「フリークライミング」の一つです。 そしてその「フリークライミング」の中にはロープを使って高い岩や人工壁(でこぼこの突起物がつけられた壁)を登る「ロープクライミング」があり、ロープは使わずに、比較的低めな岩を登るスポーツを「ボルダリング」と言います。”
※上記参照…初心者のボルダリング入門・上達法
最近、注目され始めているので、みなさん知っているかもしれません。
実は私も趣味でやっているのですが、ダイエットにも筋力トレーニングにもなるので、運動不足の方にはおすすめです!
写真でも分かるように、カラフルな人工の石が特徴的ですよね。
カラフルで綺麗だなあって思う人もいれば、「ごちゃごちゃして目がチカチカする」そう思った人もいると思います。
一目見るだけでたくさんのイメージがつくほど「色」というのは大切なのです。
そこで今回は、色に纏わるお話をしたいと思います!
色の重要性
暖色・寒色・中間色・進出色・後退色・収縮色・膨張色…
言い出すときりがないほどたくさんの色の表し方がありますよね。
例えば、冷たい商品を売りにしているのに、全体的に真っ赤でオレンジの文字を使用していると、どう思いますか?
おそらく、ほとんどの方が、「暖かい色」という認識をされると思います。そうなってしまうと、最後。商品イメージは崩れ去っていきます…。
これは、暖色といって「赤・オレンジ・黄色」などの色で、人の感情を高揚させる効果があると言われています。
ちなみに僕は、赤にオレンジの文字をイメージするとカイロの袋を思い浮かべちゃいます…(笑)
このように、色はイメージを伝えるのに欠かせないのです。
目が疲れる原因とは?
まずは、目が疲れる原因について考えましょう。
人間は、光の量を調節するために瞳孔を開いたり閉じたりします。
白:黒で提供された情報を人間が認識するためにはいちいち瞳孔を収縮し情報を得ているのです。
その収縮することが目の疲れに繋がってしまうのです。
しかし、瞳孔が開いた状態、閉じた状態、どちらかが良いというものではなく、自然状態が一番目に優しい状態なのです。
では、目に優しい色とは?
ご存知の方もいるかもしれませんが、目に優しい色とは「グレー」です。
彩度も低く、目がチカチカするといったこともありません。
ですが、目に優しい色だからといって、グレーをそのまま使ったデザインをするわけにもいかないですよね。
そんな時には、和色を使います!
パステルカラーよりも、落ち着いた感じの色で、ユーザーにストレスを感じさせることもなく、デザインをすることができます。
また、和色のほとんどが彩度が低く、目に優しい色となっているため、更新システムの画面など、日頃よく使用する画面デザインの配色におすすめです。
しかし、和色といってもたくさんありますので、デザインとコンセプトに合う色を選んでください。
間違っても、表現したいイメージの色と反対の色を選ばないように…。
ちなみに私が見ているサイトは、以下の3つです!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ただ単に、「かっこいいから」「かわいいから」「綺麗だから」という理由で、配色を決めてしまうとユーザーにとって、最悪の配色になってしまう可能性があります。
「この色を使えばこのように連想されるだろう」といった、第三者、ユーザーの目線で色を決めることも必要です。
逆を言えば、今回とは逆の色の選択をすればインパクトを与えることも可能なのです。
デザイナーの方は、是非いまいちど、配色について考えてみていただけるきっかけになればと思います!
webサイトを見るときに、この色と配置はどういう意味付けでデザインしているのだろうか、といった考えを持ちながら見るとおもしろいですよね!