今後、大きく発展を遂げるといわれているIoE・IoTをご存知ですか?
今回は、 IoE・IoTという考えでどんな世界が期待されるのかをご紹介します。
名前は聞いたことあるんだけど・・
まずは、そもそものIoT ・IoEの意味をご説明します。
知ってるよ!という方は読み飛ばしてください。
IoTに関しては、かなり身近なものに当てはまります。
皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
IoTとはコンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々なモノに通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。(IT用語辞典より)
家電製品の中に「スマート家電」と呼ばれるものがあります。
そう、エアコン等を外からスマートフォン等で操作して、家のエアコンをつけたり、消したりできる大変便利な機能が付いた家電です。他にも、使ったことがメールで届くポットもでていますね。
これらが、代表的なIoTの事例です。
実際お持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
次のIoEは、簡単に言うとIoTの上位概念です。
IoE(Internet of Everything)とは、全てのヒト、情報システム(業務プロセスとデータ)、そしてモノがインターネットでつながること(http://gblogs.cisco.com/jp/2013/06/iot-and-ioe-bring-us-happy-world/)
IoTの考えはモノを軸にした考え方で、IoTを包括しあらゆるものをインターネットが繋げるというのがIoEです。
図解するとこんな感じでしょうか・・。
どんな未来が考えらる?
IoT・IoEがもたらすと考えられる未来とはどんなものなのでしょうか?
IoTに関しては少しずつ身近なものになってきています。
家電業界だけでなく、医療分野での発展が大変目覚ましいものになっているようです。
医療分野では、電子カルテを筆頭に情報のデジタル化が行われています、デジタル化された情報とデバイスをインターネットで繋ぐことで、患者のフォーロアップや再入院率を下げることができるのではないかと言われています。
また、有名な某夢の国の本国で行われている、リストバンド型のデバイスもIoTの一つです。
IoTだけでも、便利な未来になるのではないかと思いますが、IoEはどうなるのでしょうか?
なんと、すでにスペインのバルセロナではその片鱗が行われています。
これは実際にもう始まっている事業ですが、スペインのバルセロナでは、ゴミ処理にIoEが活かされています。ゴミの回収は一定のエリアにあるゴミ回収ボックスを収集車が決まったコースで回収していました。バルセロナでは、ゴミ回収ボックスにセンサーを付けて、どこのボックスがいっぱいになっているかを把握し、収集車が効率的に回収できるようにしています。コスト削減に成功し、効率が上がりました。(http://diamond.jp/articles/-/63996)
さらに驚くことに、ゴミ処理だけでなく、バーチャル市役所からのサービスも受けられるようになっているようです。
最後に
今やインターネットは無くてはならないものになりました。
2011年国連の報告書で、「インターネットは、民衆が正義と平等、説明責任、人権の尊重を求める際に核となる役割を果たしている」と記したことも記憶に新しいですね。
IoT・IoEの考え方を取り入れることで新たな産業が生み出され、大きなビジネスチャンスになると言われています。
未来では、Webサイトも今とは全く違った形になるのかもしれません。
Webサイトもインターネットがあってこそのものですから。。
だからこそ、世界に置いて行かれないよう最新の情報や流行を抑えたWebサイトを作り続けられるよう日々、勉強しなければとコラムを作成する中で改めて感じました。
皆さんも、興味が湧いたらぜひ調べてみてください、
IoT・IoEについて調べるといろんな未来が見えて、とても面白いですよ!
それでは、また次回のコラムで!!