6月は春が終わって、梅雨に入り、夏を迎えようというわくわくする時期ですが、天気がころころ変わる嫌~な時期でもありますよね。最近ふと思ったのですが、「風が吹けば桶屋が儲かる」といったように、Web業界でも天気は影響するのかなと思いました。
雨が降ったり、台風になったりすると人は外出を避けたくなるものです。ということは、家にいる確率が上がる⇒パソコンを使う確率が上がる⇒インターネットを使う確率が上がる⇒インターネットで買い物をする確率が上がる・・・と考えられるのではないでしょうか。
気温が上がると売り上げが上がる?
「SearchEngineLand」という海外のサイトでは、天気がはれて、なおかつ温度が高ければ高いほどインターネットでの売り上げが上がるという結果が記事に書いてありました。
以下のグラフは、シカゴで「restaurants near me」という単語での検索の移り変わりをGoogleTrendで調べ、それを気温のデータをくっつけたものです。
縦の数字は華氏、つまり温度です。横軸は検索数になります。こちらのグラフを見ると、温度が高ければ高いほど検索がされていることになりますね。このキーワードは「近くのレストラン」という意味なのですが、晴れの日は意外とパソコンを触って外出前に情報を調べる人も多いのでしょうか。
雪が降ると売り上げが落ちる?
上記の調査と同じ記事で、以下のような結果も出たようです。
・天気そのものはウェブサイトのトラフィックやセールスに影響を与えない
・雨が降ると、通販サイトなどはトラフィックが増えそうなものだが、相関が出なかった
・ただ「雪」だけは例外
・雪が降ると、11〜15%ウェブサイトの売上が下がる
仮に同じ温度でも、雪が降っている時といない時では、下記のグラフのように売り上げが落ちてしまうようです。
これはおもしろい結果ですね!
天気によって自動的にバナーを変えてくれるプラグインがある!?
上記のような結果が出ていればある程度ECサイトでも対策などは打つことができるかもしれませんが、いちいち天気によってサイトをいじるのが面倒・・・と思う人もいるかもしれません。そこで便利なのがお天気レコメンドプラグインです。天気や気温など特定の条件によってバナーを切り替える設定ができるECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」のプラグインです。
http://www.docodoco.jp/areatargeting/weather_demo.html
これを使うことによって、ECサイトでそれぞれの天気に対応した商品を販売することができます。
まとめ
リアルでの動きがインターネットにも影響を与えることは百も承知ですが、その統計を商売に活かすことができれば、新しいサービスを確立させることができるかもしれませんね!それではまた!