2016年度の就職活動もはじまり、新しい採用サイトを公開する企業も増えましたね。
採用サイトは業種や企業によって打ち出し方も多種多様で、年度ごとにサイトを差し替える企業もあり、遊び心に富んだデザインのサイトも多く存在します。
そこで今回は、採用サイトの特徴を、業種別にまとめてみました。
商社系
三菱商事
3大商社と言われる三菱商事の2016年度新卒採用サイトです。
「志の現場へ」というシンプルなキャッチコピーに、画面いっぱいのビジュアルを使用しており、シリアスな雰囲気が漂っています。
遊び心は少なく、下位階層のコンテンツも事業情報や会社情報、イベント情報などカッチリとしたつくりが印象的です。
利用するのが学生ということもあり、レスポンシブ対応でスマートフォンでもきちんと表示できるようになっています。
住友商事
http://www.sumitomocorp-recruiting.com/
続いて、日本を代表する大手商社の住友商事の採用サイト。
「住友の伝統と革新」「豊かさと夢の実現」など、やはりカッチリとしたコンテンツが多い印象があります。
伝統・歴史、しっかりとした事業基盤という印象が強いことから、まじめで真摯かつ力強い人材を求めていることがわかります。
IT・ネットビジネス系
サイバーエージェント
https://www.cyberagent.co.jp/recruit/fresh/2016/
ネットコンテンツ事業大手のサイバーエージェントの採用サイトです。
まずドーン!と目に飛び込んでくるのは、社内の業務風景の動画。
画面いっぱいに動画を入れる見せ方は、採用サイト以外でも、観光サイトやブランドの特設サイトでも多く見かけるようになった手法ですね。
ワンカラムによるワイドな画面の見せ方も、トレンドの手法です。
食品系
森永製菓
https://www.morinaga.co.jp/recruit/
知らない日本人はいないと言っても過言ではない菓子メーカーの森永製菓。
菓子メーカーという事もあって、お菓子を連想させるようなデザインになっています。
特徴的なのは、製造過程の機器や工場内部の写真が多く掲載されていることです。これは、採用希望者以外にとっても、とても興味深い内容です。
「甘くない、森永製菓」という大きなキャッチコピーに洒落が効いていますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
業種や企業によって、大きく特徴の変わる採用サイト。デザインだけではなく、コンテンツの内容にも企業の個性が色濃く反映されることがわかりました。
私が就職活動を行っていたときは、採用サイトと呼ばれるものは、どの企業も募集要項のような見せ方をしていました。
就職活動に対してwebが必須ツールとなった昨今、企業が様々な手法を駆使して採用サイトに力を入れるのもわかります。
個人的には、募集要項に「攻殻機動隊が好きな方歓迎」という一言を入れたいのですが・・だめでしょうか。。
To、社内の広報担当者(ToT)