今、コンシェルジュが存在するのはホテル業界だけではありません。
世の中には、ありとあらゆるコンシェルジュが誕生していますので、今日はその一部をご紹介します。
スマートフォンの音声認識機能
かわいい羊の執事のキャラクターで有名なdocomoの「しゃべってコンシェル/iコンシェル」、iPhoneの「Siri」といった、端末に向かって話しかけると最適な対応をしてくれる機能です。
必要なアプリを立ち上げたり、どうでもいい質問に答えてくれたり。メールソフトを起動~本文作成~送信まで可能ですし、「今日の天気は?」と聞いたら、地域情報を取得して答えてくれます。
アプリで対応できなくても、Webで検索して返してくれることも。
ギフトコンシェルジュ
贈り物選びを手伝ってくれるサービス、または人です。
コンシェルジュのサービスを受ける側としては、
コンシェルジュに正しく伝わるよう、大切な人のことを考え言葉にするので、
本当に良い物を選びたい気持ちが大きくなるのではないでしょうか。
贈り物を選ぶ段階から一大イベントになりそうです。
コンシェルジュにとっては、顔も趣味・趣向も分からない人に喜んでもらえるものを
選ぶわけですから、難しそうだな、と素人目には思いましたが・・
ブックコンシェルジュ
店頭に置く書籍の選定や、お客さんのニーズに合わせた書籍の選定をするサービス、または人です。
蔦屋書店のブックコンシェルジュが有名ですね。
代官山店には、”料理本専門”など分野によってそれぞれ専門のコンシェルジュが在籍しているそうです。しかも、人数は30人以上!
自分では出会えなかった本に出会える喜びはもちろん、豊富な知識をもつ専門コンシェルジュと話す楽しさも体感できます。
Web制作におけるコンシェルジュ
Webサイトのコンシェルジュ機能といえば、画面上で人やキャラクターがページ内の情報を案内したり、質問を入力すると答えてくれる、そんな機能でした。
ただ、現状はほとんど残っていないようで・・
実質、コンシェルジュが叶えるべき一人ひとりに最適な対応ができないですし、費用対効果を考えても、イマイチ。
ただし、”一人ひとり”の要望に的確に応え、ナビゲートする本来のコンシェルジュのありかたは、Webにおいても必要です。
つまり、ユーザー一人ひとりに最適な情報・サービスを提供すること。
他社のWebサイトを参考にすることも良いですが、あらゆる業界の「コンシェルジュサービス」からも学べる部分が多くあるのではと思います。
あくまでも、自社のユーザーに最適なサービスを提供していきましょう。