こんにちは。
育児に家事に大忙しのディレクター、望月です。
限られた時間の中で、どうやって効率的にデザインするか、いつも考えています。
スマートフォンは便利です。様々な機能が集結して作られています。
PCでは、幾つものアプリケーションで行わなければいけなかった作業も、これ1つあれば完結します。
私は元々ガジェット系が好きなこともあり、iPhone を最初に買った時から、なんとか仕事に使える部分は無いかと、ずっと考えていました。
今回は、今まで買ってきたアプリの中から、仕事まわりにお勧めなものをご紹介しようと思います。
スマホならではの『便利なアプリ』とは
スマートフォンは、基本的には持ち歩くデバイスですので、位置情報サービスに関連するアプリは、とても重宝します。特に、私はひどい方向音痴なので、地図アプリが無いと、極端な話、どこにも行くことが出来ません…。
もうひとつ、スマホの特長は、持ち歩くという点です。PCでは対応出来ない部分を、スマホのアプリで補います。
このあたりにフォーカスして、いくつか厳選してご紹介します。
PCとスマートフォンをほぼ同時に検証できる『Adobe Edge Inspect』
PCとスマートフォン、複数のデバイス対応するサイトを検証する際、特に公開直前のタイミングでは、作業と検証を頻繁に行うと思います。
PCで編集し、スマフォで更新ボタンを押して、また編集し、また更新…という流れはとても面倒です。また、PC上で動作するシミュレータもありますが、どこまで本物と同じに出来るかは保証されていません。
そんな時には、Adobe が提供している『Adobe Edge Inspect』というアプリをお勧めします。
前準備として、PCにも同じアプリをインストールする必要があるのですが、アプリ実行後は細かい手続き無く利用できるので、是非お試し下さい。
※事前にAdobe Cloud に登録している必要があります。
※PCとスマートフォンは、同じネットワークに接続されている必要があります。
まず、iPhone の『Adobe Edge Inspect』アプリをインストールしておきます。
次に、PCにも『Adobe Edge Inspect』アプリをインストールします。
最後に、PC上で検証するブラウザに『Adobe Edge Inspect』のプラグインをインストールします。
PCで『Adobe Edge Inspect』を起動します。
次に、PCのブラウザで、『Adobe Edge Inspect』のプラグインをクリックし、接続待ちになっている状態を確認します。
スマートフォンで『Adobe Edge Inspect』を起動します。
そうすると、同じネットワーク上のPC名が表示されますので、タップします。
接続用のパスコードが発行されますので、それをPCのブラウザのプラグインに記載します。
パスコードが正しく記載されると、スマートフォン上で承認され、接続が開始されます。
あとは、ブラウザで検証したいサイトを掲載すると、スマートフォンの画面も同期し、同じサイトを表示します。
ページを遷移すると、スマートフォンでも同じページを掲載します。
とても便利です。
どの駅のどの電車車両に乗れば良いかがわかる『メトロタッチ』
Google マップをはじめ、道案内をしてくれるアプリはたくさんありますが、意外とストレスなのは「駅のどの出口から出れば、近道なのか」がわかりづらいという点です。
例えば永田町駅などは、ホームの一番端にしか出口が無いため、たがか同じ駅…と思っても、乗る車両を間違えると駅を出るだけで5分以上ロスする可能性もあります。
そこでお勧めしたいのは、駅ごとのホームの出入り口を案内してくれる『メトロタッチ』です。
ひとつ、例を上げてみるとわかりやすいです。
先ほどの永田町駅について、例えば 渋谷→永田町→麹町 という乗り換えを行うとします。
最初に渋谷で半蔵門線に乗り、永田町で有楽町線に乗り換え、麹町で降りるという順序になります。
ここで確認したいのは、永田町でできるだけ早く有楽町線に乗り換えるため、どの車両に乗るのが良いかという情報です。
アプリを起動すると、都内の路線地図が表示されます。
乗り換える駅は永田町駅なので、駅名をタップします。
そうすると、各路線名が表示されます。
今回、永田町で降りる時の路線は半蔵門線なので、名前をタップします。
すると、半蔵門線の永田町駅のホームの情報が表示されます。
今表示されているのは一番後ろの8号車です。ここですと、有楽町線への出口は表示されていません。
画面下の電車のアイコンを、10号車から順番に、左へスライドしていきます。
すると、1号車のところで、有楽町線のアイコンが出てきました。
これで、半蔵門線の永田町駅では、1号車が一番近いことが分かりました。
よって渋谷駅で半蔵門線に乗る際には、あらかじめ1号車に乗るほうが、早くてお得、ということになります。
いかがでしょうか?
機能はとてもシンプルですが、使ってみるとちょっとした効率化になると思います。
おためしください。
残り2つは、次のコラムでご紹介します!