eスポーツとは
eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)」の略称です。
コンピューターゲームやテレビゲーム、ビデオゲームなどを使用したスポーツ競技のことを指します。
簡単にいうと、複数人のプレーヤーで対戦するゲームをスポーツとし、「Eスポーツ」と呼びます。
最近では、日本でもEスポーツの大会が開催され、「Eスポーツ」の知名度は以前よりも格段に上がってきています。
また、世界で開催される大規模の「Eスポーツ」の大会でも日本人の優勝や賞金獲得などニュースとしても取り上げられています。
しかし、ゲームといっても全てのゲームジャンルの大会が開かれているわけではありません。
Eスポーツでプレイされるゲームには条件があります。
- ゲーム内容に競技性が取り入れられていること。
- ゲームとして3か月以上の運営・販売実績を持っていること
- 今後もEスポーツとして大会を継続すること
- Eスポーツとしての大会の興行性が認められること
以上の4つです。ゲームの中でも勝敗がはっきりしていてわかりやすいゲームがEスポーツの競技になりやすいです。例えば例えば格闘ゲームや戦闘ゲームなどのバトル系ですね。
また、ランキングとし表現しやすいものもEスポーツとして採用されやすいです。
それに比べ、自分が好きなキャラクターを育てる育成ゲームやパズルゲームなどは「Eスポーツ」の競技として行うのは難しいです。
しかし、4つの条件さえクリアしてしまえば大会でプレイするゲームとして採用される可能性は充分にあります。
プロゲーマーはどんな生活を送っているのか?
「プロゲーマー」は、大会で優勝した時の賞金やゲーム会社とスポンサー契約を行い、ゲームイベントでのゲームの実演を行ったり、対戦イベントでの報奨金などを収入源とし、生活しています。
世界の第一線で活躍しているプロゲーマーの方はどのような生活を送っているのでしょうか。
皆さんは、「プロゲーマーは、不規則な生活をしている」というイメージを持たれてはいないでしょうか?
きっとそのようなイメージを持たれている方が多数だと思います。
私も皆さんと同じイメージをもっていました。
しかし、実際は想像しているよりも規則正しい生活のようです。
プロゲーマーの一日は午後から始まります。それは割とイメージ通りでしょうか。
昼食をとってから練習開始です。
私がとても意外だったのは、就寝時間です。
夜中から朝にかけて練習しているのではないかと思っていたのですが、26時までには就寝するようにしている選手が多いようです。
睡眠時間は約8時間です。会社員とほぼ変わらないですね。
また、スポンサーがついている強豪のチームですと、スタッフがご飯を用意してくれます。
意外にも、規則正しい生活を送っているようです。
選手は、しっかり寝てしっかり食べないと集中力が続かない、大会の体力がなくなってしまうという理由から規則正しい生活を送っています。
プロゲーマーの一日の練習時間
皆さんはプロゲーマーの一日の練習時間は何時間だと思いますか?
まず、他の競技のプロの練習時間を比べてみましょう。
プロの野球選手は、一日の練習時間は8時間程度で。そのうちの6割は練習試合や体作りになります。
プロサッカー選手は、一日2、3時間程度のようです。サッカー選手の練習時間にも驚きですが、
本題のプロゲーマーの練習時間はというと、、約10時間です!
中には14時間以上練習を行っている方もいらっしゃいます。
一日のほとんどはコントローラーをもって自分自身の技術を高めていることがわかります。
一日の練習メニュー
プロゲーマーの一日の練習メニューは、個人練習はもちろんのこと、チーム内で対決形式で練習を行うこともあります。
個人練習は、自分が得意な技を磨く人、自分の弱点を見つけ、その弱点を克服するために練習する人、新しい戦い方を探す人など様々な練習方法を自分に合った形で行っています。
一方、チームで行う対決形式の練習は、自分の癖や相手の弱点を見つける機会です。自分では見えていなかったことが実際に対戦することで気づきが生まれます。
また、上手な相手のプレイを盗み見るチャンスです。上手なプレイを真似ることが一番早い上達方法です。
そして、最も大切なのは、より多くの時間を練習するということです。
どの競技も同様に言えますが、練習の量で確実に力が身につきます。
あなたの努力次第で上達スピードは変化するのです。
プロゲーマーの良さ
世界を相手に戦っているプロゲーマーは、自分の好きなゲームを職業にしている分、毎日楽しくを心掛けて生活している人が多いようです。
しかし、その分の努力や長い間世界の第一線で活躍することの難しさがあります。
わずか数年で引退する選手もいますので、ゲームを職業にするには強い覚悟が必要です。
日本のeスポーツ人口は、200人程度です。世界の競技人口1億3000万人を比べると大分少ないことがわかります。まだまだ日本ではマイナーな競技ですが、日本でも大会を開催している団体も増えてきました。これを気に心からゲームが好きで職業にしたい!という強い意志を持っている人はeスポーツの大会を観覧に行くのも良いと思います。
ぜひ「プロゲーマー」を目指している方は実際に自分の目で見て確かめて見ましょう。自分の力になるはずです。