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5G時代に必須な「エッジコンピューティング」とは?

携帯大手3キャリアが2020年3月に続々と開始した「5Gサービス」。楽天も6月にスタートさせると発表があり、ますます耳にする機会が増えてきました。

今回は、その便利な5G時代を実現するための「エッジコンピューティング」について記載したいと思います。

 

クラウドに接続しない?エッジコンピューティング

4GスマホやWi-Fiスポット、各家庭でも光回線インターネットサービスを簡単な手続きで受けられるようになり、インターネットに接続しない日はないと言っても過言ではありません。

また、各人のスマートフォンやパソコン・タブレットではなく、インターネット上(クラウド)にデータを保存している人も多いのではないでしょうか。

代表的なものでは、Google DriveやiCloud、それ以外にも、Amazon EchoやGoogle Homeなどクラウド上に保存されいてるデータに通信して、情報を取得。その情報がユーザー伝わることによって、生活が豊かになるといったものです。これもクラウドを使った「クラウドコンピューティング」サービスの1つです。

一方、今回のキーワードである「エッジコンピューティング」はクラウドとデータ通信をしない技術です。

「なぜ便利なクラウドサービスが提供されているのに接続しないのか?」という疑問を持つ人があるかもしれませんが、それには理由があります。

便利な5Gサービスを実現するために

クラウドに接続しないと書きましたが、便利なクラウドサービスがなくなる訳でも、利用しなくなるわけでもなく、5Gの特徴である「高速・大容量」「超低遅延」「多数端末接続」の3のうち「超低遅延」の実現するために、クラウドに接続しない「エッジコンピューティング」が必要という説明の方が適切かもしれません。

もう気づいている方もいるかも知れませんが、クラウドを使うとどんなデメリットがあるかというと、「通信による遅延」です。

「いまでも十分高速通信ができているので大丈夫なのでは?」と感じる方もいると思いますが、5Gが目指すのは通信遅延1ミリ秒(1秒の1000分の1)で、今のスマートフォンの通信の10分の1に遅延を抑えることです。

大手キャリアが公開している「5Gでできること」を紹介したページや動画で、車の自動運転や交通に関する危険の察知などがあります。

これを実現するためには、少しでも「遅延」してしまっては、たとえ1秒の遅延だとしても、全く機能しないことが簡単に想像できると思います。

エッジコンピューティングを採用するもう1つの理由

5Gサービスが提供され間もないので実感がないと思いますが、各ユーザーが5Gでインターネットを始めると、映画1本を数秒から数十秒でダウンロードできるようになり、そうなると、当然1日で使用するデータ通信量は何倍にもなります。

その結果、通信量が増える分、通信にかかる時間は増えてしまいます。

分かりやすく言うと、同じ道幅・車線数の道(回線の太さ)に、大量の車(データ)が走ることになって、渋滞(遅延)が起きるというイメージです。

例えば、住んでいる都道府県に食料品を売っているスーパー1箇所しかなく、買物にするには車で行くしかないという状況よりも、家の近くにスーパーがある方が道も混まず、すぐに食料は手に入り、便利だと思います。

一昔前だと「あけおめメール」などが一斉に送信されると、ネットが遅くなりメールがなかなか届かないといった事を経験したことがあるのではないでしょうか?

これを解決するのが「エッジコンピューティング」です。

例で書いたのは「近くのスーパー」ですが、インターネット上では、各人のスマートフォンとクラウドとの間に入って、素早く処理をしてくれるコンピューターのようなものと思ってください。

特に自動運転などを実現するためには、多くの車からデータが送信され、そのデータを瞬時に解析し、それぞれの車に送信する必要があるので、データ量はかなり膨大になってしまい、クラウドに直接通信していては間に合わなくなります。
そのデータを間に入ったコンピューターで処理することで、低遅延を実現することができます。

このような仕組みを様々な場所で実装すると、より快適な5Gの技術を体感することができるということです。

「エッジコンピューティング」という考え方が、今後のインターネットにおいて重要か、お分かりいただけたでしょうか?

今後のネットに期待できること

最近話題の5Gは「通信速度がすごく早くなるみたい」という漠然とした期待があるものの、「スマホで高画質のもの見ても意味がない‥」「今の通信速度で十分」「金額が上がるなら今のままでいいや」のような意見が多いと思います。

そう思うのはネットにつながるのが、主にスマートフォンだからかと思います。

確かに、ネットをスマートフォンのみで使っている人は、5Gを契約しても通信速度が上がるくらいで、すぐに恩恵を受けるシーンはそれほど増えないと予想しています。

ただ、今後5Gを使ったIoT時代(モノのインターネット)が普通の時代が来たら大活躍すると思います。

例にも書いた自動運転はその代表的なもので、車がインターネットに繋がります。その他、工場のセンサーや機材、各家庭の家電、街の自動販売機(在庫切れなどの送信)など、ありとあらゆるものがインターネットに繋がります。

その時、自身のスマートフォンも5Gが利用できると、様々な恩恵を受けることができるようになります。

5Gを契約するのは、どんな製品やサービスが5Gを利用したインターネットと繋がるのかを判断し、その製品やサービスが「自分の生活を豊かにする」思った時が良いのかもしれません。

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