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ESGとSDGsの関係がやっとわかった ~知っているようで答えられない用語 その1~

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ネットや新聞、テレビなど、様々なメディアに出てくる略語。なんとなくわかっているとは思っていながら、改めて質問されると答えられない用語はいくつもあるものです。ESGとSDGsもその中の一つではないでしょうか。
今回はITから少し離れまして、経済用語を中心にいくつかピックアップしてみようと思います。
なるべく分かりやすくご紹介していきたいと思いますので、多少のデフォルメはご容赦ください。

ESGって何?

まずは、その概要について見ていきましょう。
ESGとは環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字をとった略語になります。
これからの企業に求められるとされている要素で、利益や企業規模の拡大のみを追い求めるのではなく、このESGを考慮しない限り、企業は長期にわたって活動していくことはできないとされています。
ESG投資という言葉が新聞やメディアで取り上げられるように、ESGに注目しているのは特に投資家になります。
なぜ投資家はESGに注目するのでしょうか?それは、ESGに取り組んでいない企業に投資したとしても、そのお金は増える可能性が低いことばかりか、もしかしたら投資したお金が戻ってこなくなってしまう可能性すらあるからなのですね。
企業の多くは事業を拡大していくために資金を必要としています。
投資家は有望だと思われる企業にその資金を投資する代わりに、投資した企業が期待通り大きくなったときは投資額以上のお金を得ることができます。
「成功するかどうか分からない事業に投資したんだから、もし成功したときは利益を上げているでしょうから、利子をつけて返してね」という具合です。
話は戻りますが、ESGに取り組んでいない企業が有望とみなされない理由は、そのような企業はいつどうなるか分からないからなのです。投資家にとっては危なくて投資できないのです。
記憶に残っているところではレオパレス21の違法建築問題があります。
企業統治(Governance)がおろそかだったため違法建築がはびこり、誰もそれを是正することができていませんでした。
最終的に迷惑がかかるのはエンドユーザーです。エンドユーザーを危険にさらすような企業は株価も暴落しますし、取引先も手を引いていくため事業を継続していくことが難しくなっていきます。
そのような企業に投資しても、投資したお金が戻ってくる可能性は低いため、投資家は手を出さなくなります。
また、環境(Environment)に配慮しない企業にも厳しい目が向けられています。
地球温暖化が進むのを抑えようと各国がCO2の排出量を抑制している中で、その流れに逆行する企業はもはや生き残っていくことが困難になっていくでしょう。
自動車メーカーがCO2を排出するガソリンエンジン車から環境にやさしい電気自動車へ生産をシフトしていっていることが分かりやすい例なのではないでしょうか。
スターバックスがプラスチック製のストローを紙製に変えると宣言して、マーケットから好印象を得たのも記憶に新しいところです。どうせ買うなら、環境に優しい活動を行っている企業からモノやサービスを買いたいと思うのは心情です。

SDGsってどう発音するの?

さて、話は変わりまして、今度はSDGsについて触れていきましょう。
SDGsは「エス・ディー・ジーズ」と発音をしまして、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略になります。
持続可能な開発目標?と、初めて聞いたときはちんぷんかんぷんでした。。。
これは2015年の国連で採択されたもので、貧困や気候変動など、地球が抱えている17の課題で構成されています。
シンプルに言ってしまうと、「この17の課題を解決していくことで、世界中、一人も取り残すことなく、色々な考えを尊重しながら支え合っていける社会がずっと続くようにしましょう」というものなのです。
具体的に少し触れますと、1.貧困をなくす、2.飢餓をゼロに、3.人々に保健と福祉を、といった具合です。興味のある方は、国際連合広報センターのページもご覧になってみてください。
最近、上着の襟元とかに丸い、直径3cmくらいのカラフルなバッジをつけている人を見かけたことはありませんか?あれです、あれです。
あれは、「私が勤務している企業はSDGsに関連する事業をしています」というアピールなのですね。
そこまでして企業がSDGsについて熱心に取り組んでいる理由はどこにあるのでしょうか。
それは、企業が今後、50年、100年後も存続できているかということと、SDGsを達成することには関連性があると考えられているからなのです。
ESGに取り組んでいる企業に対して積極的に投資をしていこうというESG投資の高まりもSDGsへの動きを加速していると言えます。
SDGsの達成につながる活動を進めていくことが、長期的にも利益を生み出し、企業が長きにわたって持続することにつながる。そう考える企業が増えてきているのですね。

ESGとSDGsはどういう関係なの?

ESGの考え方とSDGsの17課題は重なり合うところが多くあります。どのように関連していると理解すればよいものでしょうか。
大胆に言ってしまうと、「ESGの考え方の中にSDGsが含まれている」となります。
ESGとSDGsはそれぞれ主導する組織が異なっていますが、「SDGsへの取り組みが積極的な企業は、必然的にESGも考慮された企業活動を行っている」といえます。
企業が積極的にSDGsに取り組んでいるのか、の評価基準としてESGがあるとも言えそうです。
ほかの用語もご紹介したいところではありますが、文章も長くなってしまいましたので、次の機会にしたいと思います。またお会いできる日を楽しみにしています。

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