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世界を変える17のゴール!ちょっとかっこいいSDGsのあれこれ

こんにちは。
最近はコロナウイルスで世界中が大変なことになっていますね。
相次ぐイベントの中止や学校の臨時休校、マスクやトイレットペーパーなんかの品薄だったり、我々の日常生活に与えた影響は数えきれないかと思います。
渡航制限や経済対策など、コロナウイルスという大きな課題を目の前に世界中が一丸となって対策をとっている様子が連日報道されています。
世界中で対策、といえば、実はコロナウイルス以前からも国際的に「こうしよう!」という対策の取り決めを行っていることをご存じでしょうか?
今回はSDGsという、その取り決めについてあれこれご紹介してみようかと思います!

SDGsっていったい何?

SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)とは、2015年にニューヨークで行われた国際サミットにて採択された全部で17項目の取り決めのことで、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成させる、いわば「世界がよりよくなるためのゴール」になります。
このSDGsが採択されるまでも、2000年から2015年の間に施行されていたMDGsという開発目標がありました。MDGsを履行することによって世界は課題解決のため大きく前進しましたが、富裕層が課題を解決しても、貧困層の人々の課題はあまり解決されていないという問題が指摘されました。
例えば乳幼児の死亡率。1990年は年間1270万人の子供が5歳未満で亡くなっていましたがMDGsを推進することで53%の600万人まで減らすことができています。
しかしその内訳は、富裕層に比べて貧困層の乳幼児の死亡率が1.9倍となっており、課題が平等に解決されてないことが新たな問題として浮上したのです。
そこで、「誰も置き去りにしない、新たな持続可能な開発アジェンダ」として目標を大きくアップデートさせたのがSDGsになります。
誰も置き去りにしない、という言葉通り貧困層富裕層も関係なしに問題を平等に網羅しており、世界中の課題を解決させたい国連の覚悟が見てとれますね。

何を解決する?SDGs の目標一覧

上で述べた限りだと、ずいぶんと強気な目標設定だなあ。。。と思わなくもないですが、具体的には以下の項目がSDGsとして定められている目標になります。

  1. あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
  2. 飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する
  3. あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
  4. すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
  5. ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
  6. すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する
  7. すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
  8. すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する
  9. レジリエントなインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る
  10. 国内および国家間の不平等を是正する
  11. 都市と人間の居住地を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする
  12. 持続可能な消費と生産のパターンを確保する
  13. 気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
  14. 海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
  15. 陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る>
  16. 持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する
  17. 持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

一覧で見ると情報量に圧倒されてしまいそうですが、冷静になって1個1個丁寧に見てみてください。
「ジェンダー」「飢餓」「エネルギー」「完全雇用」など、なんとなく身近に感じる課題のワードが潜んでいますね。
我々が普段感じている課題はもちろん、世界中で起きている深刻な問題をいったんすべて机上に上げ、すべて解決させましょう!という国家レベルの目標となっているわけです。
これらの項目には全部で169の、ターゲットと呼ばれるいつまでに○○を達成するという細かい目標設定をしているので、その問題管理はものすごく大変だと思います。。。
逆に言えば、この17の開発目標をクリアすることができれば、世界は劇的に変わることになります。それってちょっとかっこいいかも…

日本では何をやってる?

今更ですが、日本は国連にしっかり加入しています。ですのでSDGsにも直接関与しており、安倍首相自ら本部長になり、全閣僚を構成員とする「SDGs推進本部」が設置されています。主に日本の行政と目標達成のために連携を図り、行動に移す指揮を執っているというわけです。
日本もSDGsの目標にいくつも実行すべき施策はありますが、一つ例を挙げるとすれば「防災」があります。
日本は世界有数の地震大国であり、東日本大震災はもちろん、近年でも大規模災害が多く発生しています。日本では、多くの災害経験をもとに、全世界に大規模災害が発生した時の経験や教訓を共有する「世界防災閣僚会議」などの活動を行っています。
世界防災閣僚会議は国連関係者の下で発表を行い「大規模災害が発生した時にどんな国でも被害を最小限に抑える」ために取り組むべき事項の討論を進めるなどしています。

SGDsのその先とは

MDGsからアップデートしたSDGsですが、そう遠くない未来の見据えて、世界の問題に対して「こうあるべき」ということを定義したものであると思います。
SDGsが達成間際になったときには、問題が解決されると同時に新たな問題も定義されて、次の開発目標が考えられるのでしょう。これはまさしくPDCAサイクルと同じで、実行と再定義を繰り返して、より良い世界になっていければいいかと思います。

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