Webサイトで一番最初に目がいく部分、それは大きなメインビジュアルとキャッチコピーではないでしょうか。
メインビジュアルとキャッチコピーで訪れたユーザーの関心をガッチリ掴むことが出来れば、ユーザーは期待を持ってその次のページへと進んでくれます。
逆に言えば、どちらかが興味を引けても、もう片方で関心度合いを下げてしまうと、ユーザーが離脱してしまう可能性があります。
せっかくいいものを紹介しているのに、最初の触りの部分だけで離脱されてしまうのはもったいないですよね。
そこで、今回はより魅力が伝わりやすい、人を惹き付けるキャッチコピーの書き方をお伝えします!
1.ターゲットを確定させる
まず、人は自分に関係のある文章でないと読んでも心に残りません。どんな人にも通用するような言葉は訴求力が弱く、あまり反応を得ることが出来ないのです。
例として、こんなキャッチコピーはどうでしょうか。
【女性のお肌に、透き通る化粧品。】
なんだかターゲットがぼやっとしていて、誰に向けてのメッセージなのかわかりにくいですね。
誰にでも当てはまってしまうので、気になる気持ちも芽生えにくいです。
これが下記のようになっていたらどうでしょう。
【20代からのお肌に、透き通る化粧水。】
20代を迎えた女性にはちょっと気になるキャッチコピーですよね。
性別や年代、ターゲットにする職業など、どんどん絞り混んでいくことで訴求力は強くなります。
向けられる言葉が一点に集中することで「これって私のことかも?」と思わせることができ、人々の興味を引くのです。
2.ターゲットの視点で考える
ターゲットを確定させたら、次はそのターゲットに響く言葉を考えることが重要です。
響く言葉というのは、そのターゲットが「おっ!」と思うキーワードや、好感を持ってくれる言葉、そのターゲットの世代だからこそ魅力が伝わりやすい言葉などです。
ターゲットは、言葉が響くと無意識に自身と重ね合わせて考えてくれます。
電車で見かける広告の内容にドキッとした、そんな経験はありませんか?それが、無意識に言葉を自身と重ね合わせている証拠です。
世代別のキーワードのヒントとしては、各世代ごとにトレンドになっているものから連想してみると見つけやすいと思います。
良い例・悪い例を挙げると、下記のようになります。
悪い例:【お子さんに最高のスーツをプレゼントしましょう!】
良い例:【大人になる我が子へ、最後のプレゼントに最高のスーツを。】
後者の方がターゲットの「おっ!」という気持ちを煽ることができますね。
3.シンプルにわかりやすく
どれだけ魅力的な文章でも、それが何行にもわたって書かれていた場合、どう思うでしょう。
長いし、わかりにくいし、最後まで読まなければ面白さが伝わりません。
また、専門用語を使っていた場合も同様です。
業界には精通している用語でも、ターゲットにしている人たちから見ると何を示しているのかわからない言葉は意外と多くあります。
第3者視点で読んでみて、わかりやすく読みやすい文章になっているかがポイントです。
これも良い例・悪い例を挙げてみましょう。
悪い例:【バイラル・マーケティングのコツを教えます!売り上げアップが見込めます!】
良い例:【必見! 口コミで売り上げアップのコツ!】
やはり、シンプルな方が読みやすいしわかりやすいですね。
まとめ
「ターゲットを絞り」、「ターゲットの目線から」「わかりやすいシンプルな文章を書く」。これが人を惹きつけるキャッチコピーを作るコツです!
他にもたくさんテクニックはありますが、この3点が明確になっていないとどうしても訴求力が弱くなってしまいます。
魅力的な印象を与えるキャッチコピーでターゲットユーザーを惹きつけましょう!