Twitter、Instagram、LINE、あらゆるSNSで情報発信するのが当たり前になり、「自撮り」という文化がすっかり定着してきました。
そこで今回は、その「自撮り」世代を上手く活用したマーケティング・キャンペーン事例をご紹介したいと思います。
1.カラーコンタクト「LILMOON」のセルフィーを撮っちゃおうキャンペーン
人気タレントローラさんがプロデュースしたカラコン「LILMOON」のキャンペーン。
カラコンをつけた自撮り写真をInstagramで投稿すると、抽選で旅行券や商品が当たるという内容です。
カラコンユーザーの、ファッションに感心の高い女性たちであれば、積極的に参加してくれそうな企画です。
2.サントリー「ほろよい」セルフィー応募で夏のCMに出ようキャンペーン
対象商品の「ほろよい」を持った自撮り写真で応募するとCMに出られるかもしれない、というキャンペーンです。
友達との楽しい飲みの場であれば、「試しに投稿しちゃう!?」と盛り上がる場面もあるかもしれません。
3.「フーターズ」オープン30周年記念キャンペーン、ウェイトレス写真コンテスト
こちらはアメリカで行われたキャンペーンです。
セクシーなコスチュームを来たウェイトレスで有名なレストラン・チェーン店「フーターズ」。
元ウェイトレスとして働いていた人々に、コスチューム姿で来店してもらい、自撮り写真を投稿してもらうよう呼びかけました。
当日は無料食べ放題権が当たるなどの抽選会を開き、来店を促すだけでなく、
自撮りキャンペーンによって約3万人ものInstagram新規フォロワーを獲得したとのことです。
各キャンペーンの共通点
ここで、各キャンペーンが抑えているポイントをまとめたいと思います。
1.自撮り好きなターゲットを狙っている
カラコンユーザーであれば、ファッションへの関心が高く、普段から自撮り写真をSNSに投稿している可能性が高いです。
ほろよいも、メインターゲットは若い女性で、飲みの場では積極的に友人たちとの写真を撮ることが多いでしょう。
SNSを見るだけではなく、投稿する可能性が高いユーザーをターゲットにしています。
(フーターズもセクシーなお姉さんが多いので、自撮りが好きだと勝手に推測しています)
2.投稿自体が楽しい
景品が当たらなかったとしても、SNSで自分の写真を見てもらえること自体、自撮り世代には楽しいイベントです。
企画によって、自撮り写真を多くの人に見てもらえるチャンスがあることをアピールすることもポイントです。
3.応募が簡単
どのキャンペーンも、自社のキャンペーンサイトからの応募に限定せず
ハッシュタグを利用し、ユーザーが好きなSNSから応募できるようにしました。
ユーザー側からすれば、面倒な応募フォームの入力の手間を省くことができ
企業側からしても、あらゆるSNSで拡散されることが期待できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Instagramを活用したプロモーションは、ユーザーの利用シーンを想像して、
「楽しく・簡単にできる」企画になるよう工夫しましょう。