心理学をずっと紹介してきましたが、読んでいて分かるように人間性を見極めないと使えない心理学もあります。というわけで、今回は癖を見て人間性を見極めていきましょう。
もしかすると、合コンなどでも使えるかもしれませんよ(笑)
癖
癖を見るといっても意識しないと分からないものが多いです。分かりやすいものを例としてあげるならば、例えば、コップでお茶を飲むときに小指を立てる人がいるかと思います。コップに限らず、マイクを持つときに小指を立てる方もいらっしゃいます。
実はこれ、注目されることが好きな人に多いしぐさなのです。または、女性らしさの表れで、男性だと性格が女性寄りで、女性なら更に女性らしいというわけです。
こういった分かりやすい癖なら見つけやすいですが、もっと細かな癖もあります。
目線
『目は口ほどに物を言う』
感情のこもった目は、言葉で説明することと変わらないぐらい、相手に気持ちを伝えるものであるという意味です。他にも「目は心の鏡」等があります。
こんなことわざができるほど目は口以上に無意識に喜怒哀楽を語ってしまう場所です。たとえ言葉で騙したとしても目は真実を語っています。
つまり目線の意味について覚えてしまえば、目線で相手がどんなことを考えているか判断することができるようになるということです。
左上 → 過去の体験や景色を思い出している
左横 → 聞き覚えのある音楽を聴いている
左下 → 考え事
右上 → イメージを構成している(嘘や作り話)
右横 → 創造を働かせ、これから聞く音を考えている
右下 → 身体的なイメージ、体に関する体感した思い出を考えている
※左利きの方は反対になります。
有名なのは、目線を右往左往させることではないでしょうか?
これは戸惑いや焦りや落ち着かない心情を表しています。嘘をついている人だけに当てはまらず、異性に対してドキドキして落ち着かない場合も同じ状態になります。
ちなみに目をそらさない人ほど「気が弱い人」なのです。
目をそらさない人は怖そうに見えることが多いです。なので、気が弱いから怖そうに見せている、観察する等の意味もあるそうです。ですが、相手の目を見て話せという教えが身に染み付いてしまっただけの方もいらっしゃるので、100%とは言えません。
また、まばたきがやけに多いと感じたら、相手は不安になっているので、話の内容を安心させるようなものに切り替えると良いかもしれません。
口調・口癖
周りに「つまり」や「要は」を多用する方はいらっしゃいませんか?
何かの資料を書いてもらったときにやたらと「つまり」と出てくる。
話していると「要は~ですよね。」「つまり~ですか。」と会話の中で何回も出てくる。
こういった方は自分のことを理解してほしい、知ってほしいという願望が強い方に多いものです。もし、こういった癖を持ったクライアントがいたら、とりあえず、話せるだけひたすら話していただくことがベストです。自分の言いたいことを話せるだけ話すと満足し、話しを受け入れるようになりやすいようです。
ちなみにその方が常に早口だった場合は自分の話に口を挟まれるのが嫌い、又は感情が高ぶっている可能性があるので、相槌の仕方も注意が必要です。
相手がとてもたくさん話していてなんだか話しづらいと感じたら、無理して話す必要はありません。話したいことが無くなった場合や何か聞きたいことがあった場合は相手が話すことを辞め、質問や無言になる等のアクションを取るはずです。
無理しなくても大丈夫
色々書いてきましたが、全部活かせるかと言われたら、私なら無理ですと答えます。(空気読むのが苦手な人間なので・・・)
しかし、動物は無意識に目を見て、相手の行動や感情を判断する習性があります。これは人間にも本能的に備わっているものなのです。スゴいですね!
更に目を隠されると顔を覚えにくくなるという傾向もありますので、顔出しNGのときに目にモザイクや線をつけて隠すのは顔を覚えにくくさせるためです。
ちなみにメガネやサングラスで印象が変わるのはこれが原因です。
それに、口調・口癖も聞いているうちになんとなくこういった人なのだろうなと想像ができます。なので、ほんの少しだけ意識して見て、聞いてください。今までよりももっと相手のことが分かるようになるはずです。
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