今ではほとんどの企業がネットワークを通じてコミュニケーションを取ったり、利益を増やしたりしています。
そこで、気になる記事を見つけました。
ITの調査をしているIDCJapan株式会社が仮想サーバについて調査を行いました。
内容として、国内にある仮想サーバを実装している企業のうち、仮想サーバ上でアプリを
動かしているところが半数を超えたそうです。
(引用:http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20151019Apr.html)
年々と仮想サーバを実装している会社が増え始めており、ネットワークを快適にしたり
作業の効率を上げるなど、仮想化することによってできることは様々です。
そもそも仮想サーバって何?
仮想化サーバとは、1つのサーバを使い複数のOSやアプリを使うことができるものです。
基本的には1つのサーバに1つのOSですが、複数のサーバを仮想化することで1つにまとめることができます。
例えば、Macを使いながらWindowsを別ブラウザで開きながら作業できるイメージです。何が良いかというと、Windows専用のアプリをMacでも使えるところです。Microsoft Officeのパワーポイントやエクセルを使うとき、Macで開くことはできるがWindowsで確認できたときとは違う表示になっています。
以下の画像が表示の違いになります。対応しているフォントや機能がMacだと活かせなくなってしまいます。
活かせないことによって、いざ会議の場で使おうと思った時に崩れているパワーポイントを見せることになってしまいます・・・。
また、エクセルの場合はマクロという機能がMacでは制限されてしまいます。
上記のようなことが起こらないように、仮想化サーバの技術を使ってOSを2つ使いこなす人もいます。
その他、メリットはいくつかあります。
仮想化サーバのメリット
コスト消費を抑えられる
1つのサーバを複数にすることによってサーバ費用や電気代のコストを抑えることができます。複数サーバを用意するとなると大変だと思います。稼動させるための電気代もかかってしま
うので、仮想化することでコストを抑えましょう。
耐久性がある
仮想化サーバだと、たとえ1つのサーバに障害が起きたとしてもシステムを片方のサーバに移すことができます。
そのため、1つのサーバがダウンしたとしても、他の仮想サーバは落ちることがなく稼動し続けることができます。
サーバがダウンしたときにホームページが見えなくなると、ユーザは不安になりますよね。
利用効率を上げる
1つ1つのサーバのCPUはそれほど高いものではありません。仮想化サーバを利用することで、各サーバを1つにまとめて稼働率をフルに使うことができます。
まとめ
いかがでしたか?
サーバを仮想化することによってたくさんのメリットを生み出すことができます。業務の効率化にもつながりますね。
企業でも多く導入されている仮想化サーバの今後の行方が気になるところです。
私も先日Macを購入しましたので、仮想化サーバを導入して作業効率を上げていきます!