そろそろ恒例(?)になってきたOne to Oneマーケティングへの道ですが、今回で3回目!
これまで「DMPとは?」「DSPについて」を書いてきましたが、どちらもビックデータがキーワードになっていて、より効果の高いターゲットに向けて広告配信をしていくための手法でした。
今回は、「データマイニング」について書いていきたいと思います。
すでに聞き覚えのある方が多いと思います。
ビックデータが主流になってきた当初から使われている言葉なので、すでに知っている人はスルーしてください。
※活用方法とかまで説明すると長くあるので、今回は概念的なところまでを説明していきます。
さて、データマイニングとはなんぞや?という方に早速答えを書いていきたいと思います。
データマイニングとは
“企業に大量に蓄積されるデータを解析し、その中に潜む項目間の相関関係やパターンなどを探し出す技術”
「出典元:IT用語辞典」
ということです。
よく例に出されるのは、「ビールとおむつ」の話。
米国の大手スーパーマーケット・チェーンで販売データを分析した結果、顧客はビールとおむつを一緒に買う傾向があることがわかった。調査の結果、子供のいる家庭では母親はかさばる紙おむつを買うよう父親に頼み、店に来た父親はついでに缶ビールを購入していた。そこでこの2商品を並べて陳列したところ売り上げが上昇した。
という話です。
ただ、この話はあまり信憑性がないといわれています。それでもわかりやすいのでご紹介。
データマイニングと分析の違い
データマイニングは、データ分析と同じなのでは?という疑問をいだく人は多いのではないでしょうか?
ここではっきりしておくと、データマイニングと分析は違います。
データマイニングは「発見」、分析は「検証」
言葉の意味から紐解いていくとわかりやすいのでそれぞれの意味を書いていきます。
・Data:(観察や実験による)事実,知識,情報.
・Mining: 採鉱; 鉱業.
・Analysis:分析
このように意味が異なります。
つまり、データマイニングは、「大量の事実(データ)から採鉱する」ということです。大量にある情報を積み上げ、その中から価値ある情報を探し出すことがデータマイニングなのです。
一方、アナリティクスは、分析の意味です。すなわち、ある仮説を立てて、それが正しいか否かを検証することなのです。
終わりに
Web業界は新しい言葉や技術が続々出てくるので、ついていくのが大変だなー。と思いますが、最適なサービスをユーザーに届けるためなので頑張っていきましょう。
意味を理解して、サービスを使いこなせれば、Webマーケッターになるのもそう遠くはないはず。
私も頑張って勉強に励みます。
今回はここまで。
ではでは。
Web制作でお困りの方はWeb制作会社ティファナにご相談ください!
関連するサービス
関連コラム
One to Oneマーケティングへの道(1)~DMPとは?~
One to Oneマーケティングへの道(2)~個をターゲットにした広告「DSP」~