こんにちは!ティファナのオタク代表こと真野です!
ティファナには意外とオタクな社員が多く在籍しています。
せっかくならば、ヲタク趣味を持つ社員同士でビジネス的な話もしたいなと思い立ち、
調べ始めた結果がこのコラムです!
ということで、今回はアニメビジネスについて説明していこうと思います!
アニメビジネス成功例といったらこれ!「ラブライブ!」
まずは非オタク層の方でも聞いたことがあるはずの「ラブライブ!」について紹介します。
学校で結成された架空のアイドルグループの奮闘と成長を描く日本のメディアミックス作品群。
アスキー・メディアワークス、ランティス、サンライズの3社によるプロジェクト。
2010年に開始した雑誌『電撃G’s magazine』の読者参加企画を皮切りに、
作中のアイドルグループが歌う楽曲のCD、作中のライブシーンを担当声優が再現するライブ公演、
テレビアニメや劇場アニメといったアニメ化、
スマートフォンゲームや携帯型ゲームといったゲーム化など、メディアミックス展開していった。
(wikipedia参照)”
さ、参照がこれまで見たことがないほど長い…。
この作品の特徴は、ファンがキャラクターたちをプロデュースした点です。
例えば、作中に登場するメインキャラクターたちのユニット名や、
ダンスのポジション、ユニットのメンバー構成などを
ファンから幅広く集め実際に使用していくという方法が取られました。
人気キャラクター投票を行って、1位のキャラクターにだけ特別なエピソードを準備する
といった動きは他の作品でも見られますが、
ここまでファンの意見が積極的に取り入れられるのは珍しいです。
その影響もあってか、ゲームにアニメ、CDなど関連商品は飛ぶように売れ、
2015年には紅白歌合戦への出場も果たしたこの作品、
上記の関連商品の売れ行きはもちろんのこと、
地域の話題作りにも一役買っていました。
同作品は秋葉原近郊を舞台としており、
頻繁に映し出される神田明神や竹むらなどは聖地と呼ばれ、
ファンの観光スポットとなりました。
元は静岡県民しか知らなかった 「パンパカパンツ」
続いてご紹介するのがこちらのゆる可愛いキャラクター 「パンパカパンツ」です。
元々は静岡放送で同時期に製作された6本のショートアニメの1つであったが、
反響を呼んだ当作品のみシリーズ化されており、
DVD、グッズなどが発売されるに至るほどの人気を誇っており、
LINEスタンプに至っては日本のみならずアメリカや台湾でも人気で、2014年の『LINEスタンプベスト30』に選出された。
(wikipedia参照)”
最近、絵本や雑誌のイラストなどで見ることが増えてきたこのキャラクター、
実は元々は静岡のローカルテレビ局だけが放送していたキャラクターだったのです。
この可愛らしく世界中の人から愛されるキャラクターは株式会社DLEが作成したものです。
同社では、「私たちは地方から世界的ヒットを狙う」をスローガンとしているそうで、
あえて狭い地域でファンを作ることで、SNSなどでの拡散を狙っているとのこと。
おお、現代的なマーケティング方法ですね。
更に、自社のキャラクターをあえて企業や自治体で使ってもらうことによって、
宣伝を行うことにも繋がっているとのこと。
キャラクタービジネスも奥が深いですね。
実在の企業ロゴを背負ったヒーロー!「TIGER & BUNNY」
最後にご紹介するのはハリウッドでの映画化が決定した「TIGER & BUNNY」です。
個性豊かな特殊能力者「NEXT」がヒーローとして平和を守っている近未来的な街を舞台に、
ヒーロー達が活躍する様を描いた「バディもの」のアニメ作品。
作中におけるヒーロー達は、全てスポンサーの援助を受けてヒーローとして活躍しているという設定に基づき、
放送以前から実際に各企業向けにヒーロー達のスポンサーを募集するという商業展開が行われている。
また、プロダクトプレイスメント以外にもテレビ放送では毎回各キャラクターにちなんだタイアップCMが放送された。
劇場版ではスポンサーをプレイスメント としている。
(wikipedia参照)”
この、キャラクターたちのスポンサーに付くという試みに参加している企業ですが、
どんな企業が手を上げたと思いますか?
なんと誰もが知っている大企業ばかりなのです!
例えば、
・SoftBank
・amazon.co.jp
・pepsi(SUNTORY)
・牛角
・MOVIX
・Calbee
・高須クリニック
・Domino’s Pizza
などなど、記載しきれていないスポンサーも有名どころばかりです。
各スポンサーのロゴをキャラクターたちは文字通り背負っている訳なので、
作品を見ている人は嫌でもその企業や商品に興味を持つようになり、
各スポンサー企業のタイアップイベントなどはどれも成功しました。
極めつけに、作品とコラボしたアプリをリリースすると発表したSoftBankでは、
ファンによる株の売買が行われ、株価の急上昇にも繋がりました。
アニメビジネスとファンは切っても切り離せませんね。
アニメの経済効果はハンパないッ!!
ということで今回は3つの成功例をご紹介させていただきました。
もちろん、全てのアニメビジネスが成功するわけではありませんが、
なんだか企画する側もファンも楽しみながら取り組めそうな内容ですね。
ティファナには前述の通りアニメに詳しい猛者達がいますので、
アニメのコンテンツ作りや企画なんかもお手の物ですよ!
自社サイトとアニメを組み合わせたいと考えている方がいらっしゃいましたら
お気軽にお問い合わせくださいませ!
以上、プリキュアの最終回で大号泣した真野でした。