確定申告の時期になりました。その中でも確定申告で
医療控除を行う方もいらっしゃるでしょう。
以前、確定申告で医療控除の方法を紹介しましたが、
これはどうすればいいのかわからない!
こんな時はどうすればいいの!?と疑問の声がありましたので、
それぞれ、どのようにすれば解決できるのか紹介したいと思います。
病院の領収書やレシートを失くした!
申請をするもので最も重要となる書類です。
病院へ頻繁に通っていて都度払った額が小さい場合、
きちんと管理をしていないと紛失してしまうリスクがあります。
探しても見つからなかった場合、あきらめずに以下の方法を試してみましょう。
1.診療を受けた病院に再発行をしてもらう。
2.領収書の代わりとなる「領収額証明書」の発行をお願いする。
3.治療を受けた家族の氏名、支払年月日、支払先の病院名、支払金額などの明細を税務署へ提出する。
まずは領収書の再発行を病院にお願いをします。
再発行ができないと病院から言われましたら、今度は領収書の代わりとなる
「領収額証明書」の発行をお願いしてみましょう。
ただし、「領収額証明書」の発行は有料になるケースがありますので、
紛失した領収書の金額と発行にかかる手数料が見合うのか検討すると良いでしょう。
「領収額証明書」の発行でお金かかるがイヤだ、「領収額証明書」の発行が難しいのであれば、
治療を受けた履歴をきちんと残しましょう。
支払年月日・金額・支払先等の履歴がきちんとあれば認められる可能性があるので
あきらめずに提出してみよう。
源泉徴収票がない!
年末調整後もしくは退職時に貰える源泉徴収票ですが紛失してしまった場合は、
会社に源泉徴収票を再発行してもらうようにお願いをします。
基本的に依頼をすれば再発行を受け付けてもらえます。
ただし、会社によっては理由を聞かれたり
書面の記入を求められる事もありますので
指示に沿って源泉徴収票の再発行を行いましょう。
会社に電話で連絡を取りづらい場合は
郵送で依頼を行うと良いでしょう。
提出期限を過ぎてしまった!
時間をかけて申請書を書いて病院の領収書と源泉徴収票が準備できても
提出期日を過ぎてしまった!!
書類を全て揃えて提出するまで出来たのに・・・
あの苦労はなんだったのか・・・と肩を落とされてしまうところでしょう。
しかし、期限は過ぎても大丈夫です!
なぜならば、その年度の翌年から5年以内であれば、税金の還付を受けられるのです!!
申請書が完成した時点で期日を過ぎてしまっても
そのまま提出すればOKです。
提出期限を過ぎてしまった!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここで上げた項目以外で不安がありましたら、最寄の税務署に相談をすると良いでしょう。
医療費が多く掛かってしまって医療費控除を検討されている方は是非、行ってみましょう。
提出をすると還付金を貰えて、住民税の負担が軽くなるので損はないですよ。