Web制作を進めていくうえで、コミュニケーションをとることはとても重要です。
クライアントとの打ち合わせや社内での情報共有など、技術力と同じくらい必要な能力だと思います。
私自身、仕事するにあたって思うようにコミュニケーションが取れず、もどかしい気持ちになったことが何度もあります…
今回は、私が話し方で困っているときに先輩社員から教えてもらった、円滑にコミュニケーションをとるための話し方、「PREP法(プレップ法) 」について紹介したいと思います。
「PREP法」とは?
みなさんは、「PREP法」という言葉を聞いたことがありますか?
PREP法は、自分の意見を相手に伝えたいときに有効な話し方です。
PREP法を用いて話ができるようになれば、聞き手側が話を理解しやすくなり、話し手側も話す順序で迷うことが少なくなるため、とても便利な話し方です!
では、実際にどのように話せばいいのか説明していきたいと思います。
PREP法の使い方
では、実際にWeb制作の場でどのようにPREP法を使って話すのか紹介したいと思います。
まずは始めに、 PREP法を使わず話すとどうなるでしょうか?
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1.あなたのWebサイトの検索順位の結果がよくありません。
2.今から対策を行っても、結果が出るまでに時間がかかってしまいます。
3.早くて2ヶ月、遅くて半年ほど効果が出るまで時間がかかります。
4.だから、SEO対策は早めに行った方がよいです。
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次に、 PREP法を用いた例文を紹介します。
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1.SEO対策はできるだけ早めに行いましょう。
2.なぜなら、対策を行っても結果が出るまでに時間がかかってしまうからです。
3.結果が出るまでに早くて2ヶ月、遅くて半年ほど効果が出るまで時間がかかります。
4.だから、SEO対策は早めに行った方がよいです。
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話している内容は大きく変わりませんが、PREP法を使った方が分かりやすいと思いませんか?
これからPREP法のポイントを順を追って説明します。
1.Point(ポイント)
>SEO対策はできるだけ早めに行いましょう。
まず、伝えたいこと(結論)を最初に話します。
そうすることで、聞き手側は何の話をされるのかが一言目で分かるので、聞き手が聞きやすくなります。
相手が忙しい人であれば、この一言で話が完結できるかもしれません。
2.Reason(理由)
>なぜなら、対策を行っても結果が出るまでに時間がかかってしまうからです。
次に、始めに話した内容の理由を話します。
ここで何故始めに話した結論に至ったかが分かります。
3.Example(具体例)
>早くて2ヶ月、遅くて半年ほど効果が出るまで時間がかかります。
次に、理由の裏付けとなる具体例を話します。
これによって、話が具体的になるので説得力のある話になります。
4.Point(ポイント)
>だから、SEO対策は早めに行った方がよいです。
最後に、文章のまとめとして結論をもう一度話します。
これで、PREP法を用いた話し方が出来上がります。
ポイントは「結論から話す」こと!
PREP法の一番のポイントは、「結論から話す」ということです!
イメージとしては、結論に説明を肉付けしていく感じでしょうか。
例えば、お客様に提案をするとき、長々と話してから結論を話すと最後になるまで最終的な反応を見ることができません。
しかし、結論から話せば相手の反応を始めに確認でき、その後の話の持っていく方向も変わってくるでしょう。
Web制作限らず、様々なシーンで役立つ話し方だと思います!
まとめ
一見、PREP法は簡単なようにも思えますが、自分の話したい内容のどの部分が「ポイント」に
なるのかが整理できていないと、思うように意見を伝えることができません。
(私もまだ練習中です…)
「話すことが苦手」、「円滑にコミュニケーションをとりたい!」と考えている方は
是非参考にしてもらえればと思います。
自分の考えていることを紙などに書き起こしてから、文章の組み立てを考えると
考えやすくなるので、ぜひ試していただければと思います。
以上、花粉症でティッシュが手放せない栄がお届けしました!
Web制作でお困りの方はWeb制作会社ティファナにご相談ください!
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