ここ最近、やたらと耳にするような気がするんですが…
知ってますか?
「シェアリングエコノミー」
“共有経済(英: Sharing economy)とは、共有の社会関係によって統御される経済を指す。
日本語では、シェアリングエコノミーという表記もある。”
(ウィキペディアより)
うーん。
偉そうに息巻いた割にはwikiの引用だし、意味も広すぎて良く分からない…
もう少し分かりやすく説明すると
“典型的には個人が保有する遊休資産(スキルのような無形のものも含む)の貸出しを仲介するサービスであり、貸主は遊休資産の活用による収入、借主は所有することなく利用ができる”
(総務省より)
結局引用です。
つまり、
“もう飽きて遊ばなくなったゲームソフトを友達に貸したら、お礼としてご飯を奢ってもらった”
って事ですね!(全く違う)
有名なシェアリングサービスは、
2008年設立、宿泊マッチングサービス「Airbnb」、
2010年設立、配車サービス「Uber 」
いずれもサンフランシスコで設立されたサービスです。
いったいどんなサービスなの?
「宿泊マッチングサービス」やら、「配車サービス」やら、何となくネーミングで分かる気もしますが、
具体的どんな内容なんでしょうか?
ちょっと説明してみます。(ステマではないよ)
【 Airbnb 】
空き部屋や不動産等の貸借をマッチングさせるサービスで、自分の部屋を旅行客などへ短期的に提供するもの。
【 Uber 】
GPSを使った配車アプリサービスで、運転手登録した人と利用者登録した人とのマッチングを行うもの。
いずれも、ソーシャルメディアの特性を利用し、サービスを提供した人と利用した人をお互いに評価し合います。
この評価制度により、一番の懸念点である「信用」が担保されてるようです。
これが特徴ですね。
AirbnbやUberも基本的に仲介手数料を取るだけで、マッチングまでのやり取りはほとんど当該者のみで行うようです。
スマホが普及し、SNSが一般化した今だからこそ成り立つビジネスって感じですか。
やっぱり問題点もあるみたい
新しいビジネスにはやっぱりいろいろ問題点もあるようです。
Airbnbの問題は「旅館業法」に引っかかるのでは?というもの。
本来宿泊料を取って事業を運営するには「旅館業法」による許可が必要なのですが、Airbnbのビジネスモデルは
正直グレーゾーンらしいです。
Uberにしても、「道路運送法」の問題があります。
いわゆる「白タク」ではないかって事です。
日本では試験運用されながら、慎重に進められているとの事です。
いずれも、ビジネスモデルとしては仲介であり、実際にサービスを提供している人と利用する人は「個人」である為、
現行法に当てはまらない状態なんですね。
よく言われる、「行政が追い付かない」とういう状態です。
トラブルの回避や安全確保のためにある法律なので、その部分は明確にしてほしいものですね。
でも需要があるんだな
ネガティブな要素を言いましたが、良い部分もありますよ!
サービスを提供する側は登録をしてすぐに始められるという事。
お小遣い稼ぎに良いって事ですね。
サービスを利用する側は既存サービスよりリーズナブルに利用できる事。
また、「個人」が行うものなので既存サービスとは違った体験が出来るのも魅力だそうです。
利用する側と提供する側がお互いに評価をするので、サービス向上に余念がないんですね。
正にお値段以上!
まとめ
ネット社会が当たり前となり、スマートフォンの普及も大分広がりました。
ビジネスモデルも環境に応じて加速度的に変化していますね。
問題があるからそのビジネスモデルを排除するのか、問題に対応してサービス向上に繋げるのかは私たち自身です。
っと良いこと言った気になって悦に入るコーディングディレクターの藤田でした。