今回はWeb制作における品質管理で重要な3項目を書きたいと思います。
細かいチェック項目というより、現場で実際に気にかけている項目を書きますので、
あくまで参考程度にしていただければと思います。
Webサイトそのものの精度
この項目は、多くの人が「Webの検証時チェックすべき項目!」などのタイトルの記事で公開されている、
いわゆるWebサイトを作る上で必ず必要な項目です。
例えば、
・タイトルタグは正しく設定されているか
・リンクは正しく設定されているか
・画像のリンク切れは起きていないか
など、基本的な部分から、
・Canonicalタグは設定されているか
・重複コンテンツはないか
などの、SEOに関する項目になります。
Web制作会社としては当たり前ですが、必ず確認し品質管理を行っています。
運用のしやすさに関する品質管理
Webサイトは作って終わりではダメです。
この項目は運用する人の事を考えた品質管理です。
意外とこの項目ができていない事が多く、Webサイトの運用が上手く行っていないということも。
このあたりもしっかりと品質管理をする必要があります。
その一例としては以下です。
・ソースにコメントアウトで更新範囲が記述されているか
・更新される範囲のスタイルシートは分かりやすい汎用的なネーミングがされているか
・CMSなどが導入されるコンテンツは更新時にページの崩れは起きないか
・更新マニュアルは用意されているか(必要時)
などです。
冒頭に書いたように、Webサイトは作って終わりでは意味がなく、運用も含めてサイトの存在価値が高まるため、「運用をし始めたら、サイトが煩雑になってきた」では、ダメだと考えています。
国際基準での品質管理
最後に、ティファナではISO9001認証登録を2012年に取得し、そのルール(マネジメントシステム)を元にWeb制作の品質の担保と顧客満足度を向上をするために整備、意識改善を日々行っています。
前の項目で書いた「運用」についてティファナで行わせていただく事も多くあり、お客様が安心してサービスを受けられるよう体制を整備しています。
また、マネジメントシステムは継続的に見直しを図り、日々改善をしていっています。
さらに、HTMLの標準化を行っている国際組織のW3Cやデータベース、MA(マーケティングオートメーション)ツールなどで世界的なシェアを誇る、オラクルのゴールドパートナーにもなりました。
他の国際基準も取得予定となっており、より良いサービスを提供できるよう努力しております。
このように、今後は品質管理という部分を突き詰めていくと、1番初めの項目で書いたようなWebに直接かかわる部分以外の項目も重要になってくるとティファナは考えています。
是非参考にしてみてください。