Webサイトのデザインを制作しているとよくあるのですが、いかにカッコイイデザインを制作するかということに没頭しすぎてしまうことがあります。あまり良くないのですが・・・
もちろん、Webデザインというものはアートのように見た目の良さを見るのではなく、どれだけユーザーにとって使いやすいか、見やすいか、伝わりやすいかが重要になります。その点を忘れてしまうと、ただの自己満足になってしまいます。今回はデザインだけではなくWebサイトとしてどうすれば品質を上げることができるのかを紹介します。
W3C準拠チェックを行う
W3Cとは、多様化されているWebサイトの標準化を図るためにできた団体のことを言います。そのW3Cが公開しているルールに従うことで、データの軽量化、検索エンジンに好まれるホームページにすることができます。また、W3Cに準拠することで、SEOにも効果的です。ちなみに、弊社はこのW3Cの会員の一員となっています。全世界の中でも、408(2015/12/11現在)しかいない会員一つにティファナが入っているということは、結構すごいことかも?
「PageSpeed Insights」を活用する
「Page Speed Insights」とは、指定したWebサイトの表示スピードを調べることができるサービスです。調べたいアドレスを、「https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja」のページに入力し、「分析」ボタンを押すだけであら不思議!わかりやすく点数表示で、そのサイトの評価を知ることができます。検証項目はいくつかあり、PCサイトとスマートフォンサイトでそれぞれ分かれています。また、スマートフォンサイトについては表示スピードだけではなく、スマートフォンサイトとしてHTMLがしっかりとした記述になっているかも知ることができます。なんとティファナのサイトは94点!これは正直自慢したいですね!
「モバイル フレンドリー テスト」を活用する
こちらも上記の「PageSpeed Insights」と似ていますが、こちらはスマートフォンサイトとして使い勝手が良いかどうかの検証を行うことができるサービスとなっています。「https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/?hl=ja」にアクセスし、指定のアドレスを入力することで、そのサイトがモバイルフレンドリーに適しているかを調べることができます。Googleが今年の4月ごろに発表したアップデートでは、今後スマートフォンサイトの有無によって検索順位も変動すると言っているので、このページで高得点を出せるよう改善をしていくことは必須になってくると思います。ティファナはもちろん高得点です。
まとめ
Webサイトを制作する上では、色々やらなくてはならないことがたくさんありますが、それを追求すればするほど結果に出てくるところが、Webの面白いところです。皆さんもぜひチャレンジしてみましょう。