サービス・新技術

ヘルスケアはAI先生にみてもらう時代

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厚生労働省の令和元年簡易生命表によると、日本人の平均寿命は女性が87・45歳、男性が81・41歳でいずれも過去最高を更新しました。その背景としては、医療分野における技術革新と共に、健康意識の高まりが挙げられます。

「健康にいいから」ということで散歩をしたり体操をしたりする人をよく見かけます。昨今、朝夕問わずジョギングをする人が多くなってきたのもコロナ禍における運動不足解消の側面があるのではないでしょうか。

そこで今回は「健康」をキーワードにヘルスケアについて考えてみたいと思います。

→AIさくらさんのサービス概要

いつの時代も長生きしたい

紀元前210年に死去した中国最初の皇帝である始皇帝は、あらゆるものを手に入れることができましたが、永遠の生だけは手に入れることができませんでした。

部下に不老不死の薬を探させたのは有名な話です。現代においても健康グッズや薬膳食など、体に良いとされるヘルスケア分野はすたれることはなさそうです。

また、きたる未来に向けて自身の細胞を冷凍保存している人や、はてさて、数十年後の世界を見るため自分自身が冷凍保存されてしまう人もでてきました。ちなみに、金魚での実験では、一度冷凍したのちでも元気に再び泳ぎだすことが確認されています。

食生活や衛生環境、医療技術の進歩に伴い、人の寿命は飛躍的に伸びてきています。

ちなみに、江戸時代の平均寿命は32~44歳と言われています。この、今と比べ1/2以下の理由は、現代と比べ医療技術が未発達の昔は多くの乳幼児が若くして亡くなってしまったからなのです。

二度と起こしてはいけない戦時下での日本人の平均寿命は31歳というデータもあります。

現代病の代名詞「生活習慣病」を改善する

生活習慣病とは、運動や食生活、睡眠、休養、喫煙、飲酒など、私たちが日々生活していく上の習慣が原因でおこる病気全般を言います。

Wikipediaによると、
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日本では、かつて加齢によって発病すると考えられたために成人病(せいじんびょう)と呼ばれたが、1980年代から若者の発症が目立つようになり、その後の調査で生活習慣が深く関与していることが判明してきた。 このため、1997年頃から予防できるという認識を醸成することを目的として呼び方が変わった。
——————
とあることからも想像されるように、本人の意識としては特に体に悪いという認識がない習慣も、積み重なることで病気化してしまうことが多々あるのです。日々のヘルスケアが大切になってきます。

生活習慣病の中でも一度患ってしまうと治りにくいとされている病気に糖尿病(2型糖尿病)があります。

糖尿病にかかる要因は、肥満や運動不足、ストレスなどとされています。この中でのキーワードは「運動」です。この「運動」に注目してみましょう。

運動は生体細胞を活性化させる効果のほか、体の免疫力を上げる効果があります。また、適度な運動はストレス解消になると共に、疲れにくくなる体質を作ることが確認されています。

そして、肥満の原因は、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまうことですので、運動でカロリーを消費するのは理にかなっていると言えます。糖尿病対策として、運動は一石三鳥なのではないでしょうか!?
(厚生労働省が掲示している2型糖尿病の人を対象にした運動プログラムはこちら

計画的に運動をしよう!

なんだか百薬の長のように聞こえる運動ですが、過度な運動は疲労や骨折など、逆に体を壊してしまいかねません。

年齢や性別、食生活がそれぞれ異なる私たちにとって、各人が適切な運動を行っていくためにないか良い知恵はないものでしょうか。

ひとつの答えは運動量を管理することです。最近では便利なことに、身に着けるだけで運動量や消費カロリーを示してくれるヘルスケア機器(ウェアラブル端末)があります。

ウェアラブル端末とは、衣類や腕、頭部など、体に着けて利用する端末の総称で、代表的なものとしてはApple Watchがあります。皆さんの近くにもApple Watchを持っている方がいるのではないでしょうか。時計型やリストバンド型、眼鏡型など、様々なタイプがあるウェアラブル端末ですが、運動管理という面では、時計型が適しているかも知れません。

運動量やジョギングした距離や心拍数などが記録できるほか、モデルによっては取った食事のカロリー管理もできますので、対糖尿デバイスとも言えるのではないでしょうか。そして昨今では、ヘルスケアをAIに任せるサービスもあるようです。

AIにヘルスケアを任せますか?

以前東芝は、糖尿病をはじめとする生活習慣病の発症リスクを予測できるAIサービスを始めたと発表しました。ヘルスケアをAIに任せようとする試みです。体重や血圧などのデータを入力するとAIが発症確率などを予測するとのことで、AIに20万人もの人の健康にかかわるビッグデータを学習させることでヘルスケアを可能にしたとありました。

また、AIによるフィットネス指導や食事管理も始まっている背景として、AIとヘルスケアは相性が良いということがあります。

人の生活習慣はまちまちです。このまちまちな生活習慣をもつ人にヘルスケアを提案するにはビッグデータを学び、解析していく必要があります。AIはビッグデータを分析、解析することで特徴や共通性を見つけることに適していますので、これからも様々なヘルスケアサービスが登場してくることでしょう。

既に医療の現場では、CT画像をAIに読み込ませ疾病部位を特定するサービスが使われています。

「自分のことは自分が一番分かっている」という時代ではなくなってきています。

あなたはAIにヘルスケアを任せますか?

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