どうもこんにちは
外出規制が緩和され街に活気が戻ってきましたね。
都市型イケア IKEA原宿オープン!
6月8日に「WITH HARAJYUKU」内にIKEA原宿がオープンしました。
初の都市型のIKEAということで、かなり興味があります。
IKEAですが、私の家から1時間ほどで行けるIKEA港北に何度か行ったことがあるのですが、買い物に行くというより遊びに行く感覚でしょうか。ワクワクした感じがあります。
たくさんのスタイルの部屋のショールームといった感じでしょうか。
店舗を歩いているだけで想像が膨らんできますね。
IKEAですが、家具やインテリア小物などとても安価で北欧独特なおしゃれな家具が手に入るのが魅力です。実はランチもとても安価でおすすめであったりします。ホットドックとソフトクリームの値段がおかしい。
それ以外にも一時ブームになったのですが、IKEAのサメが個人的にかなり欲しかったりします。
会社の人が誕生日にIKEAのサメをもらっていました。うらやましい。
私もデスク周りを充実させたく、IKEAに行くことを楽しみにしています。
IKEAに行こうと妻に相談してみたのですが(私は免許持っていても運転できない。なぜならば教習所以外でほとんど運転したことない)、今は規制緩和後で混んでいるので、夏過ぎまでお預けとのことです・・・。残念。
代わりと言っては何ですが、先日は近場のニトリに連れて行ってもらいました。
ニトリもコスパがいい商品がそろっています。ニトリでおすすめなのがフェイクグリーンです。IKEAのフェイクグリーンはちょっと残念なところがあるのですが、ニトリのフェイクグリーンは本物に近い質感で、遠巻きに見ると本物と見分けがつかない出来です。おすすめです。
IKEA原宿オープンで学ぶマーケティング
従来のIKEAですが、郊外大型店舗として展開していました。「自動車で来店して購入して持ち帰る」というスタイルです。郊外で暮らすファミリー層をターゲットとしています。
それ以外にも「ikea for business」という、ビジネス向けのIKEAを新しく展開しています。
今回は初の都心型店舗としてIKEA原宿がオープンしました。
こちらは、主なターゲットとして、ワンルームマンションに住んでいる独身者をターゲットにしているようです。
店舗内のショールームでもファミリー層向けのものはなく、ワンルーム向けのショールームに限定しています。
なぜ、このような転換をしているというと、2020年同社の決算公告で純利益が赤字になっているという状態から見えてきます。
「一家に車一台というファミリー層」というライフモデルが崩れつつあることが原因でしょう。
よって、都市型で別のターゲット層を狙ったIKEAの展開と考えられます。
実際にIKEAの北欧風のデザインは都心に暮らすワンルーム独身層と親和性が高いと考えられます。
IKEA原宿のポイント1 ショールーム化
IKEA原宿では基本的に小物を中心とした取り扱いになっており、大型家具などは基本的に注文販売となっているようです。
駐車場がある店舗ではないため、家具を買って持ち帰るスタイルではなく、IKEAの商品のショールームに当たるのではないでしょうか。
同じく、原宿に店舗を構える「GU STYLE STUDIO原宿」も、店舗で商品は買えません。自分に似せたアバターでコーディネートしたり、試着したりと実際に商品を見てみて、購入はQRコードなどとアプリが連動して、自宅に発送れる仕組みです。
「売らない店舗」というのは、そのほかにも蔦屋家電、ビックカメラや、2019年にリニューアルオープンした渋谷PARCOの「BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE」などでも同様の動きがあります。
O2O(Online to Offline)、オムニチャンネル、OMO(Online Merges “with” Offlineなど、いろいろオンラインと実店舗の役割は変化してきていますが、今後の実店舗の形かもしれません。
IKEA原宿のポイント2 インスタ映え
IKEA原宿のポイントとして、インスタ映えスポットが用意されているということです。
前項でも述べたターゲット層とSNSマーケティングはとても親和性が高いと思います。
現在の20-30代はほとんどテレビを見ない世代です。私自身もテレビは家にありますが置物で、子供がテレビゲーム(Nintendo Switch)で利用しているのがメインとなっています。
そのような世代が何を見ているのかというと、InstagramやTwitterなどのSNSや、Youtubeなどの動画です。
同店に訪れたユーザーがInstagramなどで発信することで、認知されていくのだと思います。
私自身もIKEA原宿に行きたくてうずうずしているのですが、Youtubeの動画を見て我慢しています(泣
私の仕事との関わり
このような実店舗とオンラインのかかわりなのですが、私の仕事はWebやAIがメイン業務です。今まではECサイト構築などを多く行ってきたのですが、現在はAmazonなどに展開したり、自前のECでは無料で作れたりもします。
必ずしも初期投資をしてECサイトを構築するという流れでもないかもしれません。
上記流れとは逆に、大手では先ほどの「売らない店舗」のような、実店舗とオンラインとの新しい試みが進んでくると思います。
AIサービスでも実店舗の案内役などサイネージで利用されることも多いです。
今後、「売らない店舗」が増えてくると、AIが店舗案内だけでなく、商品の提案が求められるかもしれません。
ファッションで例を挙げると、カメラの前の人物を解析してその人にあったファッションを提案、家具であれば部屋の間取りなどや個人の考えなどから最適な家具を提案して、店舗内を案内して実際の商品を見てもらうなどの動きが出てくるかもしれません。
技術の力で新しい暮らしを提案できるように日々勉強していきたいと思います。