AI関連

クラウド環境の普及で何が変わった!?

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今回のテーマは「クラウド」です。
昨今では、もはや当たり前のサービスとなりつつある「クラウド」ですが、みなさんはすでにクラウドサービスを活用されていますか?
念のためクラウドサービスの簡単な概要などについて触れた上で、今後のクラウドサービスがどのように進化していくのかを考えてみたいと思います。

クラウドサービスとは

クラウド(クラウド・コンピューティング)は、コンピューターの利用形態のことを指しています。インターネットなどでネットワークに接続されたコンピューター(サーバー)により提供されるサービスを、ネットワーク経由で手元のパソコンやスマートフォンなどで利用することができます。
クラウドの特長のひとつは、利用する際に、コンピューター(サーバー)がどこにあるのか(所在地はどこなのか)を意識されないところです。そして、クラウド形態で提供されているサービスのことを「クラウドサービス」と呼んでいます。
これまでのコンピューターは、利用者が自分の手元にあるパソコンにインストールされているソフトウェアや保存されているデータを利用していましたが、クラウドサービス環境では、ネットワークを経由して、クラウド(雲)の中にあるソフトウェアやデータを使うことができるサービスなのです。
誰でも知っているようなところでいうと、GmailやYahoo!メールなどは早くから浸透してきた代表的なクラウドサービスですね。おそらくこれらを利用している人たちは、このクラウドサービスがどこのサーバーで動いているかといったことは考えたことが無いのではないでしょうか。
今や当たり前のサービスとなりつつあるクラウドサービスも、話題になり始めた当初は、セキュリティー面のリスクが高いのではないかと敬遠される方も多かったですが、最近では、かなり多くの企業や個人のユーザーがクラウドサービスを利用し、便利に活用しています。

クラウド導入のメリットは?

クラウド導入の大きなメリットは、言うまでもなく、「どこでもサービスを利用できる」という点が挙げられます。例えば、昔は、メールや社内や家にいるときでないと確認できず、外にいる間はビジネス的にも空白の時間がありました。今となってはなかなか考えられないようなことかもしれませんが、10年以上も前であれば、それが当たり前という時代もありました。
現在では、メールはどこにいようが、スマートフォンでも確認ができてしまいますし、メールに限らずいろいろなソフトやツールがどこにいても使えるのが当たり前ですよね。
これは、ビジネスのスピード感が一気に加速した超革新的な出来事だったと、今となっては言えると思います。
コロナウイルスの影響により在宅勤務をした企業も多かったですが、このようなクラウド環境が無かったとしたら・・・ゾッとするような世界であったかもしれませんね。
また、もう一つの大きなメリットとしては、「セキュリティが高くなった」という点が挙げられます。先程述べたように、おそらくクラウドが出始めた頃からのイメージとして、セキュリティ面が不安という人が多かったかと思いますが、今やそうではありません。なぜなら、クラウドで利用するデータがあるサーバーは、データセンターなどで管理されているため、最新の設備やセキュリティ環境でプロに守られているからです。しかも、セキュリティ面だけでなく、自社でサーバーを運用管理したりすると、管理コストもかかるので、いろいろな負担が覆いかぶさってきます。
こういった点を考えても、クラウド環境が当たり前になってきたのは、必然的なことだったのかもしれません。

クラウドの普及によりAIも大きく成長

現在では、さまざまな分野において、AIが導入されるようになっていますが、クラウドが普及したことによって、AIも大きな進化を遂げました。進化したポイントとしては、先程メリットでも述べたように、「どこでもAIサービスが利用できる」という点と、大容量のデータを扱えるようになり、「情報の更新やメンテナンス性が格段に高まった」ことです。
AIに限らず、従来のソフトやツールには、データの更新やバージョンアップなどの対応が必要という大きな課題がありました。システムベンダーたちが悩まされてきた課題ですが、クラウド環境になったことで、データやバージョンなどの一元管理ができるようになりました。これもとても大きな技術革新でした。
また、大容量のデータを扱えるようになったことで、分析や解析、リアクションなど、できることの範囲が格段に広がりました。AIの進歩は、これまでも今後も、クラウドとは切っても切り離せないものであると言えると思います。

クラウドAIの次に来るのはエッジAI

クラウドによって大きな技術的進歩を遂げたAIですが、今後、さらなる進化を遂げようとしています。それが「エッジAI」と言われるAIです。
エッジAIとは、エッジ(端)に搭載されているAIのことです。エッジというのは、たとえば車とかカメラとか、工場にある機械などのデバイスのことで、クラウドサーバーではなく、こういったエッジ端末自体にAIを搭載し、情報の処理を行なう技術のことです。
クラウドAIは、大容量のデータをデータセンターなどのクラウドサーバーへ送り、データセンター内のハードウェアを利用するものでした。GAFAのサービスなど、一般的なAIはほとんどがこのクラウドAIと呼ばれるものです。
エッジAIでは、よりリアルタイムな判断ができ、通信コストが削減でき、セキュリティが強化され、クラウドでの分析精度の改善という4つのメリットがあるそうです。エッジ端末に搭載されたAIでリアルタイムな処理ができるため、通信不具合などでインターネットにつながらなくなったとしても止まることがありません。クラウドへデータを送る際には、送るデータを選別することができるため、通信コストの削減にもつながります。また、不要なデータはクラウドへ送らずにエッジ端末内での処理ができるため、セキュリティ面でも優れているそうです。
クラウド環境の普及により、さまざまな技術が革新的な進歩を遂げてきましたが、これから先の未来には、5Gの普及というとてもつもなく大きなプラス材料があるので、どのような未来を見ることができるのか、楽しみで仕方がありませんね。

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