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AI×最新マーケティング|ペルソナ分析+グロースハック

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・リード文(200~300文字)
最近のマーケティング分析手法で注目されているものに人工知能(AI)の活用がどのように有効かを整理して解説して行きます。急成長を遂げているいくつかの企業で実践されている新しいマーケティング手法です。
特にWebサービスで注目されている、TwitterやFacebook、Dropboxに共通するマーケティング戦略の一つである、グロースハック(Growth Hack)やペルソナマーケティングについて触れます。
顧客の消費行動からプロダクト自身の拡張を実現してサービスを拡充し、さらに未来の顧客獲得を実現するものです。

・[h2]グロースハックとグロースハッカー
グロースハックとは、”クックパッド”や”Dropbox”に代表される、急成長(グロース)をハック(高い技術力を駆使してシステムを操ること)する手法のことです。

(出典:「従来のマーケティングとは異なる”グロースハック”」株式会社リブ・コンサルティング)
対象となるプロダクトはWebサービス(ソフトウェア)であるため、グロースハッカーはWebテクノロジーや最新テクノロジーに精通しています。グロースハッカーとは、グロースハックを行うマーケティングエンジニア(プロデューサー)のことです。

(出典:「グロースハックとは何か」スキルハブ)
アプリケーションやサービスを改善することでグロースハッカーは大きな成果をもたらします。事例として、Dropboxは友人の招待に最大16GBの容量をプレゼントすると言う施策で、登録率を60%アップさせることに成功しています。

・[h2]グロースハッカーをAIに置き換えることが出来るか?
「ハッカーをAIに置き換えることは可能か?」
古くて新しいテーゼ(命題)です。
解の一つは”NO!”もう一つは”Yes!”です。
ザックリと表現すれば、役割が変化し、その変化に対応できないグロースハッカーは淘汰されると言うことです。

(出典:「データドリブン経営のメトリクス分析 AARRR!モデルの紹介」より一部抜粋、株式会社pLucky)
最初のグロースハックのフレームワークを産み出したのは人ですが、その活性化と継続性を加速させるのには人工知能(AI)が必要です。
グロースハックに求められる着地点はレベニュー(収益化)です。Webサービスのインセンティブも一律ではなく、セグメンテーションしてターゲット別にウエイトを調整し収益の最大化を計る必要があります。ECサイトの展開などでも需要予測と収益の最大化、投資バランスを考える必要があります。この予測実行には人工知能(AI)が威力を発揮します。
特に急成長する企業やプロダクトでは人海戦術ではそのスピードに追いつかず、チャンスロスを発生させてしまいます。

・[h2]プロダクト開発の根底にあるペルソナマーケティングにAIを使う
このようなグロースハックを実現するためのプロダクト開発の市場におけるアドバンテージはペルソナの確立にあります。
ペルソナとは、商品購入やサービスを利用する「人物像」です。ターゲットのように曖昧模糊としたまとまりではなく、パーソナリゼーション化された顧客像です。ペルソナはその人物像のもたらす他者への影響(インフルエンサー)もシミュレーションできますので、プロダクトの確立後の拡張の要素を検討できます。
このペルソナ作成に威力を発揮するのが、DMPです。
DMP(Data Management Platform)とは、Web上のサーバーに蓄積されるデータや自社サイトのログデータなどのビッグデータを一元管理・分析し、最終的なアクションプラン(広告配信やレコメンデーションなどの)を最適化するプラットフォームのことです。
このDMPに人工知能(AI)を活用して効率化、最適化を図ろうとする試みが多く展開されています。
DMPによるデータマネジメントの一例には次のようなものがあります。

(出典:「DMP(データマネジメントプラットフォーム)の仕組みと特徴」ディーテラー株式会社)
ペルソナの設定には5つの要素があり、各要素の基本データの収集と分析に人工知能(AI)を活用します。
(1)地理的変数
地域、国、人口密度、都市化度合い、気象条件、顧客の行動範囲などの要素
(2)人口動態変数
国籍、年齢、性別、職業、家族構成、家族のライフスタイルなどの要素
(3)心理的変数
価値観、性格、趣味、嗜好、購買動機、ライフスタイル、社会階層などの要素
(4)行動変数
購買動向、購買態度、購買プロセス、購買頻度、使用頻度などの要素
(5)ICT環境変数
利用デバイス、通信環境、ICTスキルなどの要素

・まとめ
商品企画→ユーザ獲得
ユーザー(ペルソナ)→商品企画
このどちらが先かは、卵と鶏の論争のようになりますので触れませんが、好循環をグロースハッカーによってもたらされているのは確かです。
このグロースハッカーを的確に支援するのが人工知能(AI)の役割です。現代のようにマーケット自体が急激に変化し、顧客自身のニーズが変わる中で何が最も求められているか、グロースハッカーに最適の「武器」を提供してあげる必要があります。
それは丁度、ピンチ陥った時のバットマンと執事のアルフレッドのようなものです。

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