AI関連

AIチャットボットが向いている分野

0

AIチャットボットのメリットやデメリットをユーザーの立場、そして導入する企業や現場からの視点でまとめてきました。
人工知能(AI)についての基礎知識がなくても、使いこなせるのがAIチャットボットの良いところです。
さらに具体的にどのような分野やシチュエーションでその効果を発揮するのか、活用事例を踏まえながら見て行くことにしましょう。

従来のチャットボットを置き換える|AIチャットボット

チャット自体はパソコン通信の時代からメールと違った用途で使い続けられているコミュニケーションツールです。
「ヒト:ヒト」から「ヒト:PC(ボット)」へ、そして現在では「ヒト:AI」に進歩してきました。
元々は誰かに連絡をしたり、問い合わせをしたり、何かのテーマで意見交換をするのに使われてきました。その相手が人工知能(AI)に置き換わることで、どのような変化が生まれるでしょうか。
一番使われている分野は、コールセンター(コンタクトセンター)やサポートセンターのような、ユーザーやカスタマーから各種問い合わせを受ける部門でしょう。
このサポートセンターのAIチャットボットも顧客からの対応だけでなく、社内のシステム部門や会議室の予約部門への導入で企業や組織の生産性を上げることができます。
例えば、会議室の予約や打合せ時間の変更などが、AIチャットボットとの会話で手続きが完了できれば、予約システムの変更や総務部などへの問い合わせで変更する煩わしさも一気に解消できます。
AIチャットボットは企業の各種システムとの親和性が優れています。従来システムの大きな改修をせずに、フロント部分のインターフェイスの変更で対応できる場合もあります。

接客の最前線で人をサポートする|AIデジタルサイネージ

人手不足の顕著な産業分野としては、第三次産業があげられています。特に、飲食業やホテルのように接客業では深刻な問題になっています。
差し迫った2020年のオリンピックに向けて、外国語で対応できる人材不足への対策は国家的問題です。
各種の公共施設や交通機関でも同様の問題を抱えています。この分野の救世主となるべく開発が進められているのが、AIチャットボットを搭載したデジタルサイネージです。

ロボット型やアンドロイド型の接客ロボットはコストとの兼ね合いで、早々気軽に導入できる企業ばかりではありません。
大型液晶パネル(タッチパネル)やiPadのようなタッチパッドが準備できれば、デジタルサイネージ型のAIチャットボットは気軽に導入が出来ます。

新しい分野でのAIチャットボットの活躍

AIチャットボットは必ずしも画面(ディスプレイ)が必須条件ではありません。コールセンターの電話対応を余裕でこなすAIチャットボットの応用範囲は、画面のガイドに従わずにユーザーのリクエストに応えてくれます。
身近なところから順に見て行きましょう。

【スマートスピーカー】
もう目新しいものでもなくなりつつあります。それもそのはず、スマートスピーカーは全世界では2019年末には2億台、2018年でも1億1,400万台が普及しています。日本国内の普及率はまだ6%程度と低いですが、これから伸長分野として期待されています。
(出典:「スマートスピーカーの所有状況」TechCrunch Japan)

その使われ方を見てみると、音声インターフェイスの特徴を活かしたものであることがわかります。


(出典:「スマートスピーカーの利用機能」TechCrunch Japan)

日常生活をチョット便利にする、アシスタント機能を発揮しているのがわかります。
ネット検索もキーボードを使わずに音声による利用も意外にも多いのには感心させられます。

【カーナビ】
スマートスピーカーがクルマに搭載されたようなものにカーナビが進化しています。
こちらの方はAIチャットボットがドライバーに積極的に情報提供をしてくれるのが、スマートスピーカーより一歩進んでいるところです。
特に渋滞情報の提供や目的地までの所要時間を教えてくれるのは、大変重宝します。
また、運転力診断や目的地に到着した時の「お疲れさま」の一言は、一人で長時間の運転の時には「ホッ」とする一時でしょう。

【家電製品】
カーナビのようにAIチャットボットが外に出て行ったのと対照的に、家庭に深く入り込んできたのがAI家電です。家電の本来的な機能を人工知能(AI)がコントロールするだけでなく、ユーザーとの接点をAIチャットボットが担っています。
冷蔵庫や電子レンジだけでなく、掃除機にもAIチャットボットが搭載されて、お掃除をしてくれます。
家電の大手メーカーのシャープ”ココロボ”は、壁にぶつかると「イテ」とか、段差のところでは「オットット」とお茶目な反応をします。しかも関西企業らしく関西弁のモード設定もあるほど遊び心に溢れています。ちなみに、英語も中国語も喋れます。

まとめ

AIチャットボットの活躍する分野は、今までのチャットボットにはなかった人との共生の姿が浮かび上がってきます。
人間の行動のサポートのみならず、心理的なサポートや、ともすると敬遠しがちな洗濯や掃除を「楽しい」ものに変えてくれる力もあります。
AIチャットボットは人の苦手を少し克服してくれる味方になってくれるかもしれませんね。

0

企業からみたAIチャットボット|メリットとデメリット前のページ

AIチャットボットが使われる理由次のページ

ピックアップ記事

  1. 大手企業も注目するMaaS(Mobility as a Service)とは何か…
  2. 新型コロナウイルスで日本の働き方改革が起こる
  3. AIに求められているものは、実は意外な物だった
  4. 新しい販売形態であるDtoCについて考えてみる

関連記事

  1. AI関連

    広告作成の効果測定や分析は人工知能(AI)とRPAにおまかせ

    広告を効果的に打つ為には、効果測定と分析を行うことが必要になります。で…

  2. AI関連

    デジタル化が旅行・観光業を救う!?ウィズコロナ・アフターコロナにおける最新技術の3密回避方法

    新型コロナウイルスの流行から、あっという間に半年が過ぎようとしています…

  3. AI関連

    気付いてますか?ビジネスで愛されるタブレット端末

    世の中はタブレット端末で溢れている今や当たり前になったタブレット端…

  4. AI関連

    【Web最先端】Webサイト×人工知能×マーケティング

    人工知能、もしくはAIという言葉を最近よく聞くようになりました。…

  5. AI関連

    デジタルシフトするアフターコロナの新しい時代のビジネスモデル「DX」とは?

    デジタルトランスフォーメーション(DX)とは「デジタルトランスフォ…

  6. AI関連

    【人工知能(AI)×Webマーケティング】unknownマーケティングにおけるリード創出のシナリオ

    unknownマーケティングにおけるリード創出のシナリオ|今回のコラム…

おすすめ記事

最近の記事

  1. 人間拡張×AIで非接触なデジタル化を推進する
  2. ヘルスケアはAI先生にみてもらう時代
  3. withコロナは非接触技術で生活しよう!
  4. デジタル接客+AIで非接触を推進する
  5. 遠隔診療や遠隔医療普及のポイントはAIと5G

アーカイブ

  1. Web関連

    データ分析ってどうしたらいい?有効的にアクセスログ解析ツールを使ってPDCAを回…
  2. Web関連

    【Web制作】マーケティングオートメーション(MA)ツールの世界導入シェア
  3. Web関連

    動画を長く見てもらうために、例をもとに考える。
  4. Web関連

    【ホームページ制作】近未来のIT技術でどんな暮らしになるのか調べてみた
  5. SEO関連

    ブログを書く時に注目すべきSEO対策まとめ~前編~
PAGE TOP