「インバウンド」という言葉、最近よく耳にしませんか?
また、新宿・原宿・銀座などなど、昨今さらに外国人の姿を見かけるようになったと思いませんか?
訪日外国人観光客が増え続けていることにより、この「インバウンド」への関心が高まりつつあります。2020年に東京オリンピックを控えている日本にとって、今後も訪日外国人観光客は日本経済を支える重要な存在になるのです。
そこで、その訪日外国人観光客に対して「さらにたくさん日本に来てもらおう!」「日本でたくさん食べて、飲んで、商品を買ってもらおう!」という試みが「インバウンドビジネス」です。
今回は、この「インバウンド」の波に乗りたい!と考えている方に向けて「インバウンドビジネス」の基本の「き」を紹介いたします。
まずは、訪日外国人について知る
政府の2020年の訪日外国人数目標は4000万人。2030年には6000万人を目指すといいます。
…6000万人って、日本の人口のほぼ半分にあたりますね…。
中国人観光客の「爆買いブーム」に始まり、 2015年の訪日外国人観光客の消費額は3兆4771億円。
インバウンドビジネスの取っ掛かりは、まず現状把握から始めましょう。
訪日外国人観光客の変化を知る
今までの訪日外国人観光客のイメージは、
「団体ツアー形式で来日し、東京~富士山~京都~大阪の名所を回り、お土産巡り。」ではないでしょうか?
日本人も同様で、ハワイやイタリア、フランスへの旅行は団体ツアーや名所巡りが定番化していると思います。
しかし、昨今の傾向では全体の訪日中国人観光客の内、約60%が個人旅行者となり半数を超えています。
香港の観光客については86%と、すでに団体ツアーや決まった土産店での定番ルート旅行は減りつつあると言えます。
また、2回目以上来日する観光客も増えてくると予測されるため、団体ツアーでの定番ルートではなく「日本での自分らしい体験」をする旅行客が増えてくると考えられています。
「東京~富士山~京都~大阪」の定番ルートではなく、観光は北海道や九州。
「名所巡りやショッピング」ではなく、「日本ならではの四季を感じる」「日本食を楽しむ」などの、思い出を作る観光の選択肢が少しずつ浸透してきています。
今後のインバウンドビジネスを知る
団体客をターゲットとした団体ツアーではなく、「個人」をターゲットとした訪日外国人観光客に対する「One to One マーケティング」が主流となります。
いかに来日を促せるか、リピート観光客に対して再来訪をアピールできるか、それぞれ国や言語、趣味・嗜好の違う外国人観光客に対して、いかにマーケティングを行えるかが今後のインバウンドビジネスのポイントになります。
また、外国人観光客が抱える「言葉の壁」を含む旅行環境の充実も重要になります。
英語以外の言語も対応する多言語対応を行うことはもちろんですが、より来訪してもらいリピート来訪をしてもらうには、交通機関や宿泊施設、ネット環境のインフラ環境の充実も必要となってきます。
インバウンドビジネスの成功のポイント
「インバウンドビジネス」と聞いて、「単純に多言語対応?」と思う方も少なくないと思います。
しかし、国や言語、趣味・嗜好の違う外国人観光客に対して、日本人が好むコンテンツやサービスを提供したところで、全く響かない可能性も大いにあります。
自社サービスや新規サービスを多種多様な外国人観光客に使用してもらうためには、単純な多言語対応ではいけません。
・訪日外国人観光客のニーズの理解、共感
・訪日外国人観光客を「個人」としてマーケティング
上記を抑えて、インバウンドビジネスを検討しましょう。
各種参考サイトのご紹介
多くの企業が「インバウンド市場」に興味がある中、常に最新の情報や事例に注目することも大事です。
当コラムを書く際や、調査の際に参考になったサイトをいくつかピックアップしてご紹介いたします。
インバウンド観光に関わる事業者にとって、参考になり、役立つ情報を発信しているニュースメディアです。
インバウンドビジネスに必要な統計データをまとめた一覧です。
【3】JTBインバウンダーズ
インバウンド事業のプロフェッショナルを目指すJTBコミュニケーションデザインが運営するメディアサイト。
進化と発展を遂げるであろう「インバウンドビジネス」。今後の動向を常にチェックして、インバウンドの波に乗り遅れないようにしましょう!
AIでインバウンド接客!人工知能(AI)型対話システム「KIZUNA(キズナ)」
ティファナ・ドットコムが運営する人工知能(AI)型対話システム「KIZUNA(キズナ)」は、4ヶ国語対話機能で、あなたのサービスや商品への外国人の 質問に、音声やテキストで自動応答する「インバウンド接客」が可能です。
Webサイトや店舗に設置することで、外国人観光客の「言葉の壁」を無くすことが出来ます。
人工知能の受け答えだけではなく、即座にネイティブオペレーターに切り替えて、より精度の高い受け答えをすることが可能になります。
・外国人のお客様にもっと来店してほしい。
・英語、中国語、韓国語を話せるスタッフが少なく、外国人のお客様に対応できない。
・外国語での施設案内を効率化、自動化したい。
・自慢の商品を海外にアピールしたい。
・訪日外国人にサービスをリピート利用してもらいたい。
・訪日外国人の満足度を向上させたい。
などなど、インバウンド対応の悩みが尽きない方は、是非導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
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